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健康づくり

冬場の血圧、「温度差」にご用心

気をつけたいのはトイレやお風呂

冬は心筋梗塞などで倒れる人が多いといいます。厚生労働省(2013年)によると、急性心筋梗塞による死亡者数は、夏に比べて1~2月は2倍近くに跳ね上がります。
その要因の一つが、暖かい場所と寒い場所の「温度差」。快適な温度の居間からトイレや風呂場の脱衣所へ移動すると、急激に温度が下がります。戸建て住宅の場合、その差は10度以上になることも…。そんなひんやりとした場所へ薄着のままで移動すると、血管は熱を逃さないように収縮し、血圧が急上昇。心筋梗塞や脳卒中を引き起こしかねません。
反対に、冷えた身体で急いで熱いお湯につかると、血管が広がって血圧が急降下。脳貧血を起こして意識がもうろうとし、浴槽で溺れる危険もあります。
気をつけたいのはトイレやお風呂

血圧の急変を避けるために

以上のことから、血圧対策には少しでも温度差をなくすことが重要です。
  • ① トイレや脱衣所など、寒いところには小型ストーブやヒーターを置きましょう。

    トイレや脱衣所など、寒いところには小型ストーブやヒーターを置きましょう。
  • ② 廊下に出る時、新聞を取りに行く時などはカーディガンを羽織ったり、マフラーを巻いて。

    廊下に出る時、新聞を取りに行く時などはカーディガンを羽織ったり、マフラーを巻いて。
  • ③ 入浴時は、熱いお湯に入るのは避けましょう。

    入浴時は、熱いお湯に入るのは避けましょう。
まだまだ寒い日が続きます。体調管理に気をつけて、冬を元気に乗り切りましょう!
参照:日経プラスワン

2020年2月25日

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