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健康づくり

「口」の衰えは老化の第一歩

筋力や認知機能などが衰え、心身の活力が低下した要介護になる手前の段階を「フレイル」といいます。
その前兆となるのが、口の機能の衰え=オーラルフレイルです。

食べこぼし、軽いむせ… 
些細な症状を見逃さないで

食べこぼし、軽いむせ… 些細な症状を見逃さないでかたいものが噛みにくい、お茶や汁物でむせる、口の中が乾く…。些細なことに感じられますが、口腔内の機能の衰えからきている場合があり、食生活に支障が出たり、滑舌が悪くなって人と話すのがおっくうになったりという変化を招きます。それが「オーラルフレイル」を進行させる第一歩となるのです。ある調査によると、オーラルフレイルの人が2年以内に身体的フレイルを発症する確率は約2.4倍。早いうちから口の機能を鍛えて、健康長寿を目指しましょう!

※出典:公益社団法人日本歯科医師会
「歯科診療所におけるオーラルフレイル対応マニュアル2019年版」

今日からできる

口の衰えを防ぐ!5つのトレーニング

① 口の体操 口の体操

口をすぼめる「ウ」と、横に開く「イ」の動きを交互に繰り返す

【1日10回】

② 頬の体操 頬の体操

頬を膨らませる、すぼめる、の動きを数回繰り返す(水はなくてもOK)

【1日10回】

③ 舌の体操 舌の体操

舌を左頬の内側から強く押し付け、左の人差し指で頬の上から押さえる

【1日10回】

④ 開口訓練 開口訓練

ゆっくり大きく口を開けて10秒維持、しっかり口を閉じて10秒休憩

【朝・夕1回ずつ】

⑤ 滑舌体操

大きく口を動かしながら言ってみましょう

滑舌体操
  • レベル①なまむぎ なまごめ なまたまご
    (生麦・生米・生卵)
  • レベル②となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ
    (隣の客はよく柿食う客だ)
  • レベル③あおまきがみ あかまきがみ きまきがみ
    (青巻紙・赤巻紙・黄巻紙)
  • レベル④隣の竹藪に竹立てかけたのは 竹立てかけたかったから竹立てかけた

【1日3回】

2023年3月24日

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