「ダイドーブレンド」の
ロゴに込めた意味

  • 「ダイドーブレンド」の商品には必ず記されている3色のロゴ。これは、コーヒーの生豆を象徴する緑、熟したコーヒーの果実の赤、焙煎したコーヒー豆の茶色を表しています。コーヒーという素材に向き合い、素材本来の味わいを追求した私たちの姿勢の象徴です。これからもコーヒー本来の味わいをお客様にお届けするため、素材に真摯に向き合い、技術に磨きをかけて、ブレンドの持つ無限の可能性にチャレンジし続けます。

DyDo缶コーヒーの特徴

  • 香り

    食べ物を食べたとき、飲み物を飲んだときに感じる「味わい」。それには、味覚はもちろん、嗅覚で感じる「香り」も大きな影響を与えていることが分かっています。食品や飲料の原材料として「香料」が使用されているのはそのためです。

  • 香料無添加

    しかし、ダイドーブレンドのブレンドコーヒーには一切、香料を使用していません。このこだわりは、1975年に缶コーヒーを発売した当時からこれまで、変わることなく受け継がれています。時代やお客様の嗜好が変化する中で、当社が40年以上にわたって「香料無添加」にこだわり続けている理由は、お客様にコーヒー本来の味わいをお届けするという姿勢を大切にしているためです。

厳選された豆

ダイドーの缶コーヒーは、世界各地から厳選された高品質のコーヒー豆を使用しています。豆の産地や品種、栽培方法にこだわり、最適な条件で育てられた豆だけを選び抜いています。

個性の異なる豆をブレンド

  • 嗜好品であるコーヒーはお客様によって好まれる味はそれぞれ。しかし、ひとつの豆から作るコーヒーには表現できる味に限りがあります。そこで、当社が辿りついた答えが複数の豆を「ブレンド」すること。ブラジルやベトナムといった産地はもちろん、焙煎度合が異なる豆を組み合わせています。複数の種類の豆をブレンドすることで、コーヒー本来の味や香り、コクなどを最大限に引き出すとともに、様々な嗜好にあう商品を生み出しています。

独自の製造技術・工夫

コーヒー豆のポテンシャルを最大限に引き出すために、ダイドーは独自の焙煎技術を開発しました。焙煎の度合いや温度、時間を微細に調整し、それぞれの豆の特性に合った焙煎プロセスを行います。これにより、豊かな香りと深い味わいを実現しています。

缶コーヒーの製造プロセス

  • 缶コーヒーは焙煎・粉砕したコーヒー豆(レギュラーコーヒー)を抽出するところから始まります。そして、ご家庭でレギュラーコーヒーを飲む際に気分やお好みに合わせて牛乳や砂糖などを入れるように、缶コーヒーの製造でも各商品のレシピに応じて牛乳や砂糖などを調合します。その後、缶などの容器に充填し、最後に高温高圧で一定時間殺菌することで長期間の保存が可能となった缶コーヒーが完成します。つまり、最後の製造工程である「加熱殺菌」以外は缶コーヒーもご家庭で飲むレギュラーコーヒーと同じような工程で製造されています。

缶コーヒーならではの開発・製造の工夫

  • いつでもどこでも手軽にコーヒーを楽しめることが缶コーヒーの魅力でもありますが、その分、製造から賞味期限までおいしく飲めるようなレシピの開発・製造の工夫が必要です。さらに、秋冬にはホットでの販売が増えるため、長期間加温した場合でも安定した品質を担保しなければなりません。
    そのために、商品開発の際には作りたての味わいだけでなく、ホット販売を想定した加温検査の結果も踏まえてレシピを調整しています。また、容器内に酸素が含まれると中身が酸化してせっかくの風味が失われていくため、製造工程では容器内の空気をできるだけ窒素に入れ替えて、しっかりと蓋をしています。

進化する味わい

缶コーヒーだからこそ実現できるもの

近年、淹れたての味わいが楽しめるコンビニコーヒーや高品質なスペシャリティコーヒーなど、コーヒーの文化は着実に広がりを見せています。それらに対して、缶コーヒーの魅力はと言うと、手軽さや持ち運びのしやすさが頭に浮かぶ方が多いかもしれません。もちろん、それらも缶コーヒーの魅力ですが、私たちダイドードリンコは「缶コーヒーだからこそ」の魅力を追求し続けています。

例えば、「世界一のバリスタ※監修」シリーズ。このシリーズでは、普段はなかなか飲む機会のない、世界的に著名なバリスタが監修した味わいをお楽しみいただけます。また、近年は新たに発売した「機能性表示食品」のコーヒーは“無理なくおいしく健康を意識できる”という価値をお届けしています。

これからも私たちは、これまでに培ってきた技術とチャレンジ精神のもと、缶コーヒーの新しい可能性を追求していきます。

  • ワールドバリスタチャンピオンシップ 第14代チャンピオン ピート・リカータ氏

商品開発