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健康づくり

基礎代謝アップで肥満予防!

脂肪が増えると基礎代謝が低下
痩せにくくなる悪循環に

私たちの身体が24時間に消費するエネルギー量は、大きく基礎代謝(約60%)・食事誘発性熱産生(約10%)・身体活動量(約30%)の3つで構成されています。
基礎代謝とは、心拍や呼吸・体温の維持など、生命を維持するための活動で消費される必要最小限のエネルギー量のことで、通常10代をピークに、加齢とともに低下していきます。また脂肪と筋肉の量にも関係し、 脂肪が多く、筋肉の少ない人は基礎代謝が低くなります。
基礎代謝は体格に関係し、食事誘発性熱産生には食事摂取量に関係するため、個人の中で大きな変動はありません。つまり、 総エネルギー消費量が多いか少ないかは「身体活動量」によって決まるということになります。
1日に消費するエネルギーの割合

座っている時間を減らして身体活動量を増やしましょう

身体活動によるエネルギー消費は、大きく①家事などの日常生活によるものと、②運動によるものに分けられます。肥満者と非肥満者を比べると、肥満者は歩行などを含めた立位による活動時間が、平均で1日約150分も少なかったという報告もあります。なるべく座っている時間を減らして、家事などの日常生活活動を積極的に行うことも、肥満予防のキーポイントといえますね。
また、肥満の改善には、ウォーキング・水泳などの有酸素性運動や筋肉トレーニングを続けることもおすすめです。筋肉をつけて、基礎代謝を高めましょう。 体重が減ることで、膝への負担も軽くなりますよ。
身体活動量を増やして肥満解消へ
出典:厚生労働省/e-ヘルスネット

2019年9月26日

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