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健康づくり

50代を過ぎたら要注意!骨粗しょう症

いつまでも元気に歩くためには、「軟骨」「筋肉」だけでなく、身体を支える「骨」も大切です。ところが骨の健康は外から見えず、痛みや不調も感じにくいため、ある日「ポキッ」と折れて初めて分かる…ということも。
骨量の増減グラフ
グラフのように、50代以降、男女ともに骨量は減少してきます。特に女性は閉経後、急激な減少が起こるため注意が必要です。

なぜ骨粗しょう症は起こる?

私たちの骨は、絶えず生まれ変わり(骨代謝)を繰り返しています。骨代謝には、新しく骨を作る働き(骨形成)と、古くなった骨を壊す働き(骨吸収)が必要です。
骨の生まれ変わり(骨代謝)
骨の断面この骨代謝に深く関わっているのが、「エストロゲン」という女性ホルモン。エストロゲンは骨形成を進め、骨吸収を抑える働きを持っていますが、閉経前後から分泌量が減少してしまいます。そのため骨代謝のバランスが崩れ、骨を「作る」力が「壊す」力よりも下回ってしまうことが、骨粗しょう症の原因の一つです。
スカスカ状態になると、転ぶなどのちょっとしたことで骨折しやすくなります。骨折が寝たきりの原因になるというケースも少なくありませんので、予防を心がけましょう。

なぜ骨粗しょう症は起こる?

①「イソフラボン」を摂取する
「イソフラボン」を摂取する
「イソフラボン」を摂取する大豆に多く含まれる成分で、「植物エストロゲン」とも呼ばれる「イソフラボン」。女性ホルモンに似た作用があり、骨粗しょう症予防に効果があるといわれています。
閉経後の女性が大豆イソフラボンを摂取することで、10週間後に「骨吸収」が抑えられたという研究データも発表されています。
「イソフラボン」は納豆や豆腐などの身近な食品で摂ることもできますが、日々の食事だけで摂り続けるのは大変です。
また、骨に大切な「カルシウム」や、その吸収に関わる「ビタミンD」も、不足しがちな栄養素。サプリメントなどもとり入れて、積極的に補うようにしたい成分です。
骨のために積極的に取りたい成分
②日光を浴びてウォーキング
日光を浴びてウォーキング骨に刺激を与えると、微量の電流が骨に伝わり、強さが増すといわれています。重力のかかる運動が効果的とされ、水泳よりもウォーキングや筋トレなど陸上で行うものが、骨粗しょう症予防にはおすすめです。
日光を浴びることでビタミンDが体内で合成され、腸からのカルシウムの吸収が上がるので、外でのウォーキングは良いことづくしです。
日光を浴びてウォーキング

2020年12月25日

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