2024年5月7日
1.理念
私たちは、グループ理念である「人と、社会と、共に喜び。共に栄える。その実現のためにDyDoグループは、ダイナミックにチャレンジを続ける。」の考え方のもと、こころとからだにおいしい商品・サービスをお客様にお届けし、すべてのステークホルダーの皆さまと共に、持続可能な社会の実現をめざします。
2.取組方針
(1)「DyDoはお客様と共に。」
~ みんなの声を聴き、かつ いかすこと ~
~ みんなの声を聴き、かつ いかすこと ~
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① 私たちは、お客様の声を経営に活かし、企業行動や商品・サービスの改善につなげます。
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② 私たちは、お客様から寄せられた貴重なご意見を社内に共有し、従業員の行動に反映します。
〈主な取組〉
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① お客様志向経営の推進 -
・ 社員一人ひとりが、社会に有用で安全安心な商品・サービスを提供し、お客様の共感と信頼を得る努力を意識的かつ継続的に行うため、毎年「お客様志向自主行動目標」を各部署で設定。
年度末に目標達成度合いの振返り・自己評価を行い、課題解決に向けた活動に繋げています。 -
・ 5月と11月の年2回、ダイドードリンコ社長を委員長とした「お客様志向経営推進委員会」を開催。
「お客様志向自主宣言」に準じた取り組み成果の報告や課題を抽出し、今後の活動方針や目標などを定めています。
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② 社内への情報共有 -
・ 社内ポータルサイトを通じて、ダイドードリンコ社長からのトップメッセージとして、事業を通じた環境への貢献を全ての分野で進めていくことや、安全安心で魅力ある商品を少しでも多くのお客様にお届けできるよう、従業員各々の自主的な行動を積極的に促す発信を行なっています。
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・ お客様から日々寄せられるお声は、「カスタマーリポート(日報)」として全拠点へ翌営業日に配信。
特に、お褒めの案件や改善が必要な案件をトピックスとして取り上げ、従業員が自分事化を図り、今後の自身業務取り組みにどう活かしていくか思案するキッカケとしています。 -
・ 上記日報の他、定期または随時で他部署へ向けたVOC分析資料を作成・報告するなどし、社内問題意識を高め、商品・サービスの改善に努めています。
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(2)「DyDoは次代と共に。」
~ 未来・次世代のために取り組むこと ~
~ 未来・次世代のために取り組むこと ~
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① 私たちは、「DyDoグループSDGs宣言」に基づき、未来に向けた社会価値の向上に貢献します。
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② 私たちは、事業活動を通じた環境負荷軽減の取り組みを進めます。
〈主な取組〉
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① 未来への社会価値向上取り組み -
・ 仕事と生活の双方を充実させ相乗効果をもたらす「ワーク・ライフ・シナジー」を推進し、従業員が心身ともに健康で最大限の力を発揮できるよう、自由度の高い勤務体系の導入や社内ウォーキングイベントの実施、就業時間中の禁煙など様々な取り組み・環境整備を実施。
結果、昨年に引き続き「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」に認定されました。 -
・ 「自動販売機を活用して社会に貢献したい」という思いから、買い物学習にも活用できる「ペーパークラフト自動販売機キット」を、全国の子どもたちに無償で提供しています。
9年目を迎えた2023年度も、昨年に引き続き大阪府を通じて「府立支援学校」へ寄付を行った他、保育園・小学校・学童クラブなどを対象に団体や個人の応募を募り、合計2,500個を子どもたちに無償で提供し、大変好評を博しました。 -
・ 子どもたちの社会性を育む取り組みとして、「自動販売機体験授業」や「踊育(だんいく)-キャリア教育プログラム-」を開催しました。
「自動販売機体験授業」では、自動販売機の歴史や仕組みを学んでもらうと共に、飲料補充や商品サンプルの取り付けなどの実体験を通じて楽しみながら仕事を知ってもらいました。
「踊育(だんいく)-キャリア教育プログラム-」では、地域で親しまれている踊りや文化・歴史を学ぶと共に、その所作を取り入れたダンスを通じて様々な方々との交流や仲間たちとの協力・創造する機会を提供しています。 -
・ 地域活性化を応援する「ラッピング自動販売機」、子育て家庭を支援する「おむつ自動販売機」、女性の更なる活躍推進を応援する「女性ヘルスケア応援自動販売機」、その他各種寄付型の自動販売機や災害救援・防災自動販売機など多様な展開を推進しました。
今後も環境変化による課題やニーズを素早く捉え、柔軟に対応し、より身近な存在として自動販売機の新たな価値を提供し続けてまいります。
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② 環境負荷軽減取り組み - ・ 持続可能な社会の実現を目指し、事業を通じて脱炭素社会への貢献に向けたダイドードリンコの「CO2排出削減目標」を昨年策定し、2023年も目標達成に向けた活動を推進しました。
〈ダイドードリンコのCO2排出削減目標〉
- 2030年までに、自社排出におけるカーボンニュートラルを実現
- 2050年までに、自販機ビジネスにおけるカーボンニュートラルを目指す
〈CO2排出削減目標の達成に向けた主な取り組み〉
- スマート・オペレーションの推進による車両の削減
- 省エネ車両の導入
- 自販機設置オーナーとのパートナーシップによる CO2排出削減の取組み
- 省エネ自販機の拡大
- 従業員の意識向上と自主的活動の推進
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・ 自動販売機の年間消費電力量に相当する再エネ指定の非化石証書により、CO2の排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルに対応した「LOVE the EARTHベンダー」を昨年より展開し、全国で約1,700台が稼働。(2023年7月現在)
また平行して進めているCO2吸収源の増加を促す「植林プロジェクト」においては、LOVE the EARTHシリーズ6商品を100リットル(商品換算260本)販売ごとに1本の植林を行うという、新たな取り組みも実施しました。
脱炭素社会への貢献に向けた
CO2排出削減目標
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CO2排出削減目標2030年までに、国内飲料事業における自社排出(Scope1・2)※におけるカーボンニュートラルを実現
- ※ダイドードリンコ株式会社、ダイドービバレッジサービス株式会社、ダイドービジネスサービス株式会社
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CO2排出削減目標2050年までに、自販機ビジネスにおけるカーボンニュートラルをめざす(自社排出+自販機の電力消費による排出※)
- ※ダイドービバレッジサービス株式会社によるオペレーション自販機のCO2排出量(Scope3)
LOVE the EARTHベンダーの特徴
自販機の年間消費電力量に相当する再エネ指定の非化石証書を年に1度 DyDoが代理購入してCO2の排出量を実質ゼロにします。
お客様と共に持続可能な社会をめざし、脱炭素社会の実現に向けたさまざまな取り組みをおこなっています。
カーボンニュートラル証書の発行
LOVE the EARTHベンダー設置によるカーボンニュートラルを証明する証書を発行します。CO2削減量を証書で示すことが可能です。
植林プロジェクト
植林によりCO2の吸収源を増やし、脱炭素化社会を目指します。
アルミボトル缶ラインアップ
プラスチックごみを減らしたいというニーズにも対応します。アルミ缶は2022年現在、リサイクル率90%以上。リサイクルにより使用エネルギーの削減を目指します。
(3)「DyDoは社会と共に。」
~ 法令の遵守/コーポレートガバナンスを強化すること ~
~ 法令の遵守/コーポレートガバナンスを強化すること ~
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① 私たちは、お客様の立場に立って、品質の高い安全安心な商品・サービスをお届けします。
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② 私たちは、お客様とのコミュニケーションの充実を図り、わかりやすい情報提供につとめます。
〈主な取組〉
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① 高品質な商品・サービスの提供 -
・ お客様から寄せられた商品に対するご指摘は、受付システムで適切にデータの蓄積・管理がなされ、万一短期間に同様のご指摘が連続で発生時し製造瑕疵が疑われる場合には、アラートにより関係各所と迅速に連携・対応が取れるよう、法令遵守を第一義に考えて充分な危機管理体制を整えています。
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・ 委員長であるダイドードリンコ社長をはじめとする各部署長をメンバーとした「お客様志向経営推進委員会」を年2回開催しました。
商品の安全安心徹底、より満足度の高いサービス提供の追求といった「お客様志向」に対する社内の意識向上・浸透を図るべく、これまでの活動振返りと課題抽出、今後の活動方針・目標などについてディスカッションがなされました。
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② WEBサイト提供情報の拡充 -
・ ダイドードリンコのホームページサイト内では、飲料や自動販売機のことだけでなく、昨今の健康志向なども鑑みて、身近な健康知識を豊富に掲載しています。
ダイドードリンコは、皆さまの笑顔で健やかな暮らしも応援しています。
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(4)「DyDoは人と共に。」
~ 従業員と共に積極的に取り組むこと ~
~ 従業員と共に積極的に取り組むこと ~
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① 私たちは、迅速かつ誠実にお客様第一で行動し、お申し出に真摯に対応します。
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② 私たちは、従業員のお客様志向に対する意識向上のため、社内啓発活動に継続的に取り組みます。
〈主な取組〉
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① お客様第一の実践に向けて -
・ 高品位なお客様対応維持のためには、継続的な人材教育と効果測定が欠かせないと考え、お客様相談室スタッフを中心に、外部企業による研修を定期的に実施しました。
2023年度は「支援的サービスの強化」をテーマとして掲げトレーニングし、お客様の期待を超える提案とスムーズなご案内に努め、お客様の満足感と信頼感の充足を図っています。 -
・ お客様との接点がより身近な営業所内務スタッフに対しても、外部企業による研修を実施しました。
お客様の満足度を高める電話応対基礎について、実践的なロールプレイングなども取り入れながら学びました。 -
・ 弊社スローガン「こころとからだに、おいしいものを。」実現のためには、人と人との繋がり、すなわちコミュニケーションが非常に大切だと考えました。
コミュニケーション能力の基礎である「傾聴」について学び、職場や地域社会で接する大勢の人達との良好な関係と信頼を構築し、相手に寄り添い相手の立場になって考え行動できるよう、「傾聴」をテーマとした研修を実施しました。
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② お客様志向経営の社内風土醸成・社内啓発活動 -
・ 「お客様志向経営」「お客様志向自主宣言」を従業員が常に意識して行動できるよう、毎年各部署で設定した「自主行動目標」の振返りと次年度に向けた新たな目標設定を行っています。
従業員一人ひとりが自身業務を見つめ直す機会とし、絶えず課題抽出と改善を繰り返しています。 -
・ 従業員への社内啓発活動をより強化するための「お客様対応力向上プロジェクト」は3年目を迎え、各種施策を実施しました。
モラル・マナーの内容を中心とした刊行物の発行(2回/年)、商品・自動販売機・業界の豆知識や見習うべき従業員や部署の取り組み紹介等を社内ポータルサイトで発信(11回/年)し、「お客様志向」の醸成に繋がる取り組みを継続的に行っています。
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