• トップ
  • 設置・取り組み事例
  • 石巻市が取り組む「いしのまきSDGsパートナー制度」にダイドードリンコが企業登録されました!~石巻市役所~

石巻市が取り組む「いしのまきSDGsパートナー制度」にダイドードリンコが企業登録されました!~石巻市役所~

2022/08/25

 

「パートナーの企業・団体と石巻市が連携!SDGs普及啓発SDGs達成に向けた取り組みを推進していきます! 」

 

ご担当者様にお話を伺いました。

 

「いしのまきSDGsパートナー制度」とは

石巻市ではSDGsの推進に賛同する企業様と連携し、SDGsの普及啓発や達成に向けた取り組みを推進していくため、2021年に「いしのまきSDGsパートナー制度」を創設しました。賛同いただいた企業様などを「パートナー」として登録し、市とパートナーが連携することで、より効果的な普及啓発を図ります。ダイドードリンコは2022年にパートナーとして登録されました。

◆「いしのまきSDGsパートナー制度」:https://www.city.ishinomaki.lg.jp/d0030/d0050/d0120/index.html

 

目的や目指すところ

石巻市: SDGs推進を行政だけが担うのではなく、市内・市外問わず企業様や団体様と連携して取り組むという目的で制度を開始しました。2022年7月4日現在、190の企業様・団体様に登録いただいております。パートナーとともに普及啓発することで、より多くの皆様にSDGsを認知していただく機会が増えています。おかげさまで2021年度の本市のSDGs認知度は59.4%に上昇しました。 

引き続きパートナーご協力のもとSDGs認知度の向上を図りたいと思います。この取り組みに関してより広い層に知っていただき、賛同いただいた企業様・団体様には是非パートナーとして取り組みに参加していただきたいです。※2019年度:19.1%、2020年度:26.5%

DyDo: 弊社は飲料メーカーとして全国でSDGsに対する取り組みを実施しておりますが、どれもDyDo1社だけでは取り組めない内容です。関わる皆様のご協力のもと、一緒になってできることを探し、活動することを心がけています。

 

DyDoが関わった経緯・パートナー登録をするメリット

DyDo: SDGsについて様々な企業様と情報交換する中で、石巻市にSDGsパートナー制度があると聞き、弊社にもできることがあるのではないかと思ったことが登録のきっかけです。登録のメリットはパートナー同士でネットワークを拡大できることです。各企業の強みを生かしながら、1社では出来なかったことを実現可能にしていきたいですね。

情報交換により今まで気付かなかったことも見えてくると思いますので、登録されている企業様・団体様が情報交換できる場になり、お互いが無理せずできることから取り組むことが理想です。弊社がネットワークを拡大する架け橋となれば幸いです。

石巻市: 登録いただいた企業様・団体様は石巻市のホームページにパートナーとして掲載させていただきます。パートナーとして登録していただいてお互いが出来ることを進めていき、さらに石巻市と一歩進んだ取り組みがしたい場合は事業連携という形で進めていけたらと思っています。

 

石巻市がDyDoに期待すること

石巻市: DyDoさんには将来を担う子どもたちへ向けたSDGsの学び場や、親世代・家庭においてもSDGsへの関心を高めることができるような取り組みを期待したいです。まだまだこれからの段階ですが、今後はDyDoさんと出来ることを相談しながら一つ一つ進めていきたいと思います。具体的にはSDGsへの理解を深めるセミナーやDyDoさんが実施している「ペーパークラフト自動販売機」を活用した親子向けワークショップを実施できればいいですね。

自動販売機はあらゆる場に設置できて自然と目に入るものですので、おしゃべり機能やラッピングなどで市の取り組みなどを宣伝することができたら街全体でSDGsや防災などの取り組みを推進していくこともできます。自動販売機には様々な可能性があるので今後考えていきたいですね。

DyDo: イベントに関しては、ただの講演会にならないようにゲーム感覚で体験できるような楽しい内容にすることを心がけています。参加いただくお子様からは色々な質問や感想をいただくため、開催側としても新しい発見がありいつも刺激を受けています。

経済、社会、環境それぞれのバランスを学ぶ上でゲームは良いコンテンツだと思っており、振り返りを行うことで参加者の今後の行動を変えていくことがゴールです。

ペーパークラフト自動販売機の取り組みはこちら:https://www.dydo.co.jp/sustainability/activity/papercraft.html

過去のイベントの様子

 

今後の展望

石巻市: 東日本大震災から11年が経過し、震災前の生活に戻りつつあります。SDGsという共通言語を用いて「当たり前」「当然」と思っていた生活をもう一度見直すきっかけとし、一人ひとりがSDGsを意識した生活を送ることが重要であると感じます。

本市は2020年7月にSDGs未来都市並びに自治体SDGsモデル事業に選定されました。将来にわたって活力ある地域社会を実現していくためにはSDGsパートナー含め関連する活動に引き続き力を入れていきます。

SDGs認知度の目標値は7割以上を目指しており、認知度をどのように上げていくのか、市民の方が無理せず取り組んでいただくにはどのようにすべきかを日々考えています。市民に対してSDGsを身近に捉えていただくために、市の広報誌やポスターにSDGsの掲載を継続的に行い、市民の目に触れる機会を多くしました。

 

 

『石巻市SDGs未来都市計画』に基づき、経済、社会、環境の各種施策を展開し、震災に起因する人口減少・少子高齢化の加速化や復興公営住宅における高齢独居世帯の増加、半島沿岸部の移動手段等といった課題解決に取り組み「最大の被災地から未来都市石巻」を目指します。

※SDGs未来都市・自治体SDGsモデル事業:内閣府が推進する取り組み。地方創生SDGsの達成に向け、優れたSDGsの取組を提案する地方自治体が「SDGs未来都市」として選定され、その中で特に優れた先導的な取り組みが「自治体SDGsモデル事業」として選定される。(内閣府サイトより)

 

 

石巻市役所 様

取材にご協力いただき、ありがとうございました。

 

お客様プロフィール

石巻市役所 様 

石巻市は、北上川の河口に位置し、宮城県北東部地域を代表する都市です。金華山沖漁場を背景に水産のまちとして栄え、金華山沖は世界三大漁場の一つに数えられ、いわし・さばなどの水産資源の宝庫となっています。2011年3月の東日本大震災では、沿岸域に巨大津波が襲来し多くの人命と財産が失われましたが、全国の皆様からの心温まる支援により復興が進んでおります。また、2020年7月に「SDGs未来都市」に選定され、持続可能な地域社会の実現にも取り組んでいます。

※記載の内容・お役職等の情報は、2022年7月取材時のものです

担当者:復興企画部 岡 様、SDGs移住定住推進課 石川 様、阿部 様、二階堂 様

 

公式ホームページ

自動販売機に関するQ&Aはこちら

他の設置・取り組み事例