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飲料購入で地域貢献できる自動販売機!?『西成区こども食堂支援自販機』の取り組みを開始~一般社団法人西成産業会~

2021/09/28

 

「支援型の自動販売機で
西成区(地域)の役に立ちたい!」

 

支援型自動販売機の始まり

「地域への恩返し」

最初は、DyDoさんのホームページを見て単に自動販売機の入替をしようと思い連絡したのがきっかけです。DyDoさんから地域支援型自動販売機の事例などの話を聞いてとても興味を持ちました。

私は役所勤めから含めて48年も西成区にいます。そういう意味では地域の皆さんに大変お世話になっていることや、多少地域事情にも通じている中での思い入れもあり「何かお手伝い出来ないか」という思いもありました。

 

なぜ『西成区こども食堂支援自販機』?

西成区では「こども食堂」が10数か所運営されています。西成区にも「こどもの貧困」にまつわる多くの課題を抱えた家庭があります。

もし「こども食堂」がなかったら本当に困まってしまう子がいて、地域の人々も現状を理解した上で何とかしようしています。これだけの多くの「こども食堂」がある地域は他にはありません。裏を返せば、それだけ西成区では「こども食堂」が必要に迫られていると言えます。

また、西成区には多くの“世話焼き”な方がおられ、文字通り“人情の街”として色々なステージで子どもたちを見守っている地域でもあります。

そこで一般社団法人西成産業会としても、地域貢献活動の一環として西成産業会会員事業者の方々や賛同いただける事業者の方々と共に、この活動を展開していきたいとの思いを込めて私たちは「こども食堂」を応援するためにDyDoさんと支援型自動販売機の取組みをスタートしました。

左から西成産業会:矢野様・弊社担当:松岡

 

支援型自動販売機とは?

『西成区こども支援自販機』での売上の一部は西成区社会福祉協議会善意銀行を通じ、西成区内のこども食堂の支援に活用されます。

 

支援型自動販売機のスキーム

 

自販機告知パネル

西成区社会福祉協議会:https://nishinari-shakyo.jp/

 

おすすめポイント

現代社会における企業では何かしらの社会貢献はしていますし「子どもの貧困」の課題も承知しているものの、実際には手軽にどうやって支援していいかわからない部分もあるのではないでしょうか。

支援型自動販売機の設置によって“同じ飲料を購入するのであれば、気負いなく、社会の為に少しでも貢献している”という気持ちになってもらえたらいいなぁと思います。

今後色々なところに設置し始めたら世間の意識も変わる。知らず知らずのうちにに関心が沸いてくれればいいですね。まずは、自分の地域から少しずつ考える人が出てくればいいかなと思います!

 

一般社団法人西成産業会 様

取材にご協力いただき、ありがとうございました。

 

 

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お客様プロフィール

一般社団法人 西成産業会 様

大正の末期に「今宮工業会」として発足。戦後、公益法人「社団法人西成工業会」、平成24年の法改正に伴い「一般社団法人西成産業会」と改称、地域産業の振興・発展、会員の福利増進はもとより、地域の発展、福祉の増進をめざし、労働保険事務組合事業をはじめとした諸事業を行っている。

特に、令和3年度より甲斐田会長を先頭に、地域貢献事業としての“支援型自販機”を軸とした「西成区こども食堂」支援活動を開始した。

※記載の内容・お役職等の情報は、2021年6月取材時のものです

担当者:専務理事 矢野様

公式ホームページ

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