企業設置事例
QRコードで熱中症対策ができる自販機!?業務課題の見直しで負担を軽減
日鉄建材株式会社 君津鋼板工場
2024.04.16
QRコード決済自販機『Drink Pay』
飲料購入の際に、あらかじめ印刷もしくはスマートフォンで表示した専用QRコード※を
読み取りカメラにかざすことで「財布いらず」で飲料購入が可能になるという仕組みです。
主に熱中症対策や来客用飲料対応として利用されています。
※QR コードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
弊社では以前からDyDoさんの自動販売機で熱中症対策をしており、従来の運用はトークンメダル※という運用方法でした。そんな中、2020年に私が君津鋼板工場に着任した際に、管理グループのメンバーと業務課題について面談をしたところ、その熱中症対策ベンダーの「メダルの仕分けと配布が手間」という課題があがりました。
熱中症対策ベンダーの仕組みは「事前に従業員にメダルを2枚配布して1日2本飲料を自動販売機から取り出して飲んでもらう」というものです。話を聞くと管理面でいくつか課題があったので設置メーカーのDyDoさんに相談したところ、QR決済自動販売機のご提案をいただきました。
※トークンメダルとは:専用のメダルを従業員様に配り、無料で飲料を搬出できる機能です。主に来客用飲料や熱中症対策飲料として活用されます。
メダル式の場合は一人ひとりにメダルを配る必要があり、手間を省くため事前に班やグループごとにメダルを仕分ける作業を管理グループで行っていました。メダル配布後は誰がどれだけ使っているか把握できないことや、個人でメダルを貯めてしまい回収のときに数があわないなどの問題が出てきました。結果としてメダルの配布や分別をする作業が手間になったという経緯です。
また、コロナ対策として熱をかける試験機でメダルを60~80度に熱して冷えるまで待ってから手袋で分配をする作業もしており、それだけで1時間以上かかっていました。
QR決済自動販売機だとこれらの課題が解決され、さらに今設置している自動販売機でそのまま運用ができるため、導入を決めました。
お客様プロフィール
日鉄建材株式会社 君津鋼板工場 様
日本製鉄株式会社 東日本製鉄所 君津地区内にあり、昭和43年4月に君津の地で操業を開始している歴史ある工場です。春には工場門近くに桜が咲くなど、緑に囲まれた環境です。ご使用いただくお客様に満足いただけるよう、日々従業員一同、生産活動に取り組んでいます。先輩後輩の上下関係なく、意見を交わしやすく、一人ひとりが成長できる工場です。
※記載の内容・お役職等の情報は、2022年6月取材時のものです
担当者:吉岡 様