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◆ 自動販売機の種類 ◆ 自動販売機の運用方法 ◆ 自動販売機設置業者の種類 ◆ 自動販売機の選び方のポイント ◆ 自動販売機なら、ダイドードリンコ! |
「自動販売機を設置したいけど、どうやって選んだらいいの?」といった悩みはありませんか?
自動販売機の種類や業者の比較をすることで、最適なサービスを選ぶことができます。
この記事では、自動販売機の種類や業者、選び方について解説いたします。
この記事を読めば、あなたが選ぶべき自動販売機が分かるはずです!
自動販売機の種類
はじめに、自動販売機の種類について見ていきましょう!
自動販売機といえば、飲料自動販売機と食品自動販売機を思い浮かぶのではないでしょうか?
実は、自動販売機は時代とともに進化しているため、取り扱い商品や種類も増えています。
本章では、それぞれの自動販売機の特徴や利点について詳しく掘り下げていきます。
※なお、ダイドードリンコではカップ自販機と食品・物販のみ販売する自動販売機の取り扱いは行っておりません。
缶・ペット自販機
缶・ペット自販機は、飲料メーカーやオペレーター(自販機補充業者)が提供する一般的な自動販売機です。飲料のペットボトルや缶が購入できます。
缶・ペット自販機のメリットは、お茶やコーヒー、清涼飲料など幅広い商品ラインアップが提供できる点です。幅広い商品ラインアップを提供することで、利用者の満足度が上がり、販売を増やすことができます。
一般的には商品の補充や清掃、金銭管理を業者が行うため、ロケーションオーナーに余計な手間はかかりません。そのため、あまり管理に時間をかけたくない方や、副業で自動販売機の設置を検討されている方におすすめの自動販売機です。
また、条件が合えばアプリ対応やキャッシュレス対応などのオプション機能を追加できるため、販売価格や販売見込み本数などの条件に応じてカスタマイズができることがメリットです。 オプション機能を追加できれば、飲料を販売するだけでなく、プラスの価値や楽しみを増やすことができます。
カップ自販機
カップ自販機は、購入すると紙カップに飲み物が入った状態で提供される自動販売機です。主に屋内を中心に設置されています。
カップ自販機のメリットは、淹れたてのコーヒーや作りたてのドリンクを楽しむことができる点です。淹れたてのコーヒーを提供することで、利用者がほっと一息休める空間を作ることができます。また、1杯あたりの価格は缶・ペットボトルよりも安価な場合が多いため、企業の来客用飲料としても利用されます。
従業員の休憩室へ自動販売機の設置を検討されている企業や、待合室のような場所で飲料を提供したい方におすすめの自動販売機です。
一方で蓋がついていないため、飲み物をこぼしてしまう可能性があることには注意が必要です。また、電気代が飲料の自動販売機と比べて高い可能性があります。
ブリック(紙パック)自販機
ブリック自販機は、乳製品などの紙パックに入った飲み物を提供する自動販売機で、スポーツ施設や温浴施設などに設置されています。
ブリック自販機のメリットは、牛乳や野菜ジュースなど他の自動販売機に無いような商品ラインアップを販売できる点です。利用者の幅広い要望に応えることができるため、利用者の満足度を上げることができます。また、紙パックはペットボトルや缶に比べて空き容器がかさばりにくいです。
紙パックの需要がある場所や、缶・ペット自販機がすでに置かれている場所で飲料を提供したい方におすすめの自動販売機です。
一方で、ブリック自販機は昔と比べて取り扱いができるメーカーが減っているという特徴もあります。
小型(省スペース)自販機
自動販売機を設置したいけど、スペースに余裕がないときにおすすめの自動販売機もあります。小型自販機はドリンクの種類は少なくなりますが、狭いスペースでも設置できるスリムで縦長の自動販売機です。
空きスペースが限られる場所に自動販売機を設置したい場合や、空間の有効活用をしたい方におすすめです。
一方で、電気代が通常サイズの自動販売機と比べて高い可能性があり、メーカーによって取り扱い可否は異なりますので、事前に確認が必要です。
食品自販機(常温・冷蔵・冷凍)
食品自販機は、食品を販売することができる自動販売機です。常温でお菓子・カップ麺等を扱うタイプ、冷蔵でおにぎりやパン等を扱うタイプ、冷凍食品やアイスを扱うタイプなど幅広い種類があります。
近くのスーパーやコンビニに行くことなく商品を購入できることがメリットです。食品が手軽に購入できる利便性だけでなく、職場であれば時間削減による業務効率化にも繋がります。飲料以外にも食品需要がある場所に自動販売機の設置を検討されている方や、職場で軽食の需要がある企業におすすめの自動販売機です。
デメリットとしては、サイズに合わせたスペースの確保が必要なことや、電気代が飲料の自動販売機と比べて高い可能性があることなどが挙げられます。また、賞味期限が短い商品を取り扱う場合は、その分設置のハードルが高くなります。
物販自販機
食べ物や飲み物だけでなく、物品(公衆衛生用品・たばこ等)を販売する自動販売機もあります。例えば、病院でマスクの自動販売機を見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
物販自販機を屋内に設置すれば、必要な物品を屋外に買いに行く必要がなく、利便性向上に寄与できます。物販需要がある場所に自動販売機の設置を検討されている方や、独自で販売したい商品がある方におすすめの自動販売機です。
物販自販機を取り扱う業者は多くはないため、業者が自動販売機を管理するのではなく、設置先が独自で自動販売機を購入して好きな商品を補充するパターンも見られます。
コラボレーション自販機
コラボレーション自販機は、ダイドードリンコが展開する飲料・軽食・物品を同時に販売できる自動販売機です。1台の自動販売機で幅広い商品ラインアップが可能になるため、様々な場面で利用者様のニーズを満たすことができます。また、飲料自販機、食品自販機それぞれ置く必要がないので、省エネ・省スペースにも繋がり、空いたスペースを有効に活用することができます。
コラボレーション自販機:https://www.dydo.co.jp/jihankiconsul/collaboration/
コラボレーション自販機を活用したサービスとして、生理用ナプキンの販売ができる「女性ヘルスケア応援自販機」の展開も開始しました。
昨今、女性活躍推進やフェムテックが注目されている中で、生理用ナプキンの種類や販売方法も注目されています。学校や企業で導入いただいており「必要なときに非対面で生理用ナプキンを購入できることが嬉しい」と喜びの声も届いています。
女性のヘルスケア支援に取り組みたい企業におすすめの自動販売機です!
女性ヘルスケア応援自動販売機:https://www.dydo.co.jp/jihankiconsul/woman_health/
自動販売機の運用方法
続いて、自動販売機を設置する際の管理方法について説明いたします。
主に業者に管理を委託する「フルオペレーション」と自分で運用する「セミオペレーション」「自分で自動販売機を購入する」の3パターンを紹介します。
フルオペレーション
フルオペレーションは、飲料メーカーやオペレーション業者が商品の補充から金銭管理までを一貫して行う運用方法です。
昨今はフルオペレーションでの運用が一般的です。
ロケーションオーナーは自動販売機を設置する場所と電源さえ用意すれば、あとは業者が商品や売上の管理を行うため手間がかかりません。自動販売機に手間や時間をかけたくない方におすすめの方法です。
セミオペレーション
セミオペレーションは、自動販売機の契約自体は業者と行い、商品の補充や金銭管理などは自分で行う運用方法です。
ロケーションオーナーは商品管理や商品の仕入れ、売上回収や金銭管理を自分で行う必要があります。そのため、自動販売機の状態を頻繁に確認する必要がありますので、担当者が常駐できる場合に検討できる運用方法です。
メリットとしては、自動販売機で販売された商品の売上は全てロケーションオーナーに入るため、販売本数が増えれば収益性の高い運営が可能です。しかしながら、管理面の負担が大きいため、昨今はフルオペレーションでの契約が一般的です。
自分で自動販売機を購入する
最後に、自動販売機を自分で購入し、商品の補充や金銭管理も独自で行う運用もあります。
飲料メーカーや業者が販売できない商品を取り扱いたい場合や、業者が自動販売機の展開ができない地域に設置をしたい場合に検討される運用方法です。
自動販売機の購入から商品の仕入れまですべて自分で行う必要があるため、準備段階に時間も費用もかかり、設置後も管理の手間がかかることを把握しておきましょう。
自動販売機設置業者の種類
販売したい商品やニーズに合わせて、自動販売機の種類や業者を選ぶ必要があります。
自動販売機の設置に関わる業者には、主に飲料メーカー、総合オペレーターの2種類あり、それぞれメリットデメリットがあります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
※なお、本章では業者が自動販売機の管理・補充を行う「フルオペレーション」と呼ばれる運用方法を対象とさせていただきます
飲料メーカー
飲料メーカーは、飲料を提供する企業で、自社のマークがついた自動販売機を展開しています。飲料メーカーの例として「ダイドードリンコ」「アサヒ飲料」などがあります。
基本的には自社商品を取り扱う自動販売機ですが、最近は自社商品だけでなく他社商品も扱うなど、飲料メーカー同士の協業も増えています。お気に入りの飲料メーカーや商品がある場合や、飲料メーカーから自動販売機の営業を受けた方などに選ばれます。
【メリット】
・導入側にかかるコストは、基本的には設置後の電気代のみである。
・清掃、補充、メンテナンスの必要がない。
・メーカーごとにアプリ・ルーレットなどお楽しみ機能がある。
・ブランド認知度を利用して販売を伸ばすことができる。
【デメリット】
・基本的には自社商品を中心に取り扱うため、自動販売機で販売できる商品の種類が限られる 。
・飲料メーカーによっては、自動販売機の新規設置ができないエリアがある 。
総合オペレーター
総合オペレーターとは、自動販売機と様々なメーカーの商品を提供する業者です。専業ぺレーターの例として「ジャパンビバレッジ」や「サンベンディング」などがあります。
自動販売機の種類としては『メーカー機』『ミックス機』『紙コップ自販機』などが選択可能です。『メーカー機』が特定の飲料ブランドを取り扱うのに対して『ミックス機』は自動販売機1台の中で複数の飲料ブランドが販売可能です。複数の飲料ブランドを扱いたい場合や設置後の問合せ窓口を一本化したい方などに選ばれます。
【メリット】
・複数メーカーの商品を扱うことができる。
・自動販売機の選択の幅が広がる。
・複数の自動販売機を1社で管理(窓口を1本化)することができる。
【デメリット】
・ブランド認知度の利用が難しい。
・自動販売機アプリなどの追加機能が限られる。
・複数社との契約と比べて、1社窓口だと業界の情報が入りにくい。
その他、自動販売機の設置に関する内容はこちらの記事をご覧ください。 |
自動販売機の選び方のポイント
最後に、自動販売機の選び方のポイントについてご紹介します。
事前に確認事項を知っておくことで、最適な自動販売機を選び、自動販売機設置後のギャップや不満を予防しましょう。
自動販売機の設置が無料であるか確認する
導入するサービスにもよりますが、基本的には自動販売機は無料で設置できます。設置後にかかる費用も、ロケーションオーナーが負担するのは電気代のみです!ただし、業者やサービスによって条件が異なる場合もありますのでご注意ください。
アフターサービスの内容を確認する
「空き容器の回収を定期的に行ってくれるのか」「商品の販売状況はどのように確認できるのか」など、自動販売機を導入した後のサービス内容まで確認しておきましょう。アフターサービスが悪いと、万が一機械が故障してもすぐに対応してくれないなど緊急時に困ることになります。各社のアフターサービスの内容を比較検討することで、設置後に不満が出るリスクを減らせます。
最低利用条件をチェックする
自動販売機を設置するにはいくつか条件を満たす必要があります。例えば、設置場所の周辺環境や販売見込み本数、利用人数、契約期間などです。
既定の条件を満たさない場合は、残念ながら設置ができない場合があります。(ダイドードリンコでは月間販売本数300本以上見込める先を設置の基準とさせていただいております。)
軽食対応やキャッシュレス対応などのオプションを追加する場合は、特殊な機械を使用するため、販売見込み本数の基準はより高くなります。設置の条件については企業やサービスによって異なるため、各社に確認しましょう。
利用可能な決済方法をチェックする
現金だけでなく、電子マネーなどキャッシュレスでの支払いにも対応している自動販売機も展開台数が増えています。キャッシュレスに対応することで利便性が上がり、利用者の満足度向上に繋がります。
※キャッシュレスに関する記事はこちら
自動販売機なら、ダイドードリンコ!
本記事では、自動販売機の選び方についてご説明させていただきました。
自動販売機を選ぶ際には確認するポイントがいくつかありますが、まずは業者に問い合わせて相談するのもおすすめです!
ダイドードリンコは「自販機設置コンサルタント」として、自動販売機を検討される方に向けてお電話で分かりやすくご案内をさせていただいております。
自動販売機設置によるメリット・デメリット含め、場所や状況に応じて最適なご提案をいたします。(省エネや電子決済にも対応可能です。)
ご不明な点があれば、お気軽に担当者にご相談ください。
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この記事を書いた人
ダイドードリンコ株式会社 平尾
新卒入社後、自動販売機の新規営業を4年半経験し、
現在は設置事例インタビューや関連記事の執筆を担当しています。
本記事がDyDoのユニークな自動販売機を知っていただくきっかけになれば嬉しいです!