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普段よく見る自動販売機の高さってどれくらい?サイズも合わせてご紹介!

2024/02/15

目次

◆ 自動販売機の高さは何cm?

◆ 自動販売機の高さが183cmの理由

◆ 自動販売機を設置する際の注意点

◆ まとめ

 

日頃街中や企業、駅など様々な場所で見かける自動販売機ですが、高さやサイズを気にしたことはありますか?

本記事では普段よく見る自動販売機のサイズやその理由など深掘りしていきます。

様々なサイズの機種をご紹介しておりますので、自動販売機の設置を検討される際はぜひ参考にしてみてください! 

 

自動販売機の高さは何cm?

自動販売機の高さは・・・183cmです!

日本自動販売システム機械工業会※では、自動販売機の高さ基準を183cmもしくは207cmと定められています。

現在日本では183cmが主流となっています。これは自動販売機の機械そのものの高さなので、自動販売機についている金属製の4本の足の高さを想定し、ブロック板転倒防止板を使用した際は更に高くなります。

例えば屋内設置で使われることが多い高さのない転倒防止板や、直接アンカー固定設置になると、計190cmほどの高さになることを想定しなければなりません。

また屋外設置で使われることが多いコンクリートブロック板を使用すると、それだけで更に10cmほど高くなるので、計200cmほどの高さを想定する必要があります。

 

※自動販売機及び金融機器の製造・販売業者を対象とした業界団体のこと
 

 

自動販売機の高さが183cmの理由

では、なぜ自動販売機の高さは183cmと決められるようになったのでしょうか。

大きな理由を3つご紹介します。

 

日本の家屋の軒先に納めるため

自動販売機はかつてアメリカより輸入されたものです。当時は様々な高さがありましたが、時代を経て現在の高さである183cmのものが残りました。

この高さが主流となった理由としては、日本の家屋の軒先に収まる高さが183cmだったということが挙げられます。183cmを上回ってしまうと、多くの家屋の軒先に収まらないケースが出てきてしまうめ、日本では183cmが圧倒的な主流になっています。

例えば、日本の電車のドアの高さは185cm~192cmとされています。

JR山手線、東京メトロ銀座線・東西線、日暮里舎人ライナー、京阪電鉄、など皆さんもよく知る電鉄のドアの高さは185cmとなっています。

日本の建造物や乗り物に合わせた形で自動販売機の高さは定められていると考えられます。

 

商品の収納量と視認性のバランスを考慮しているため

183cmという高さにすることで、家屋の軒先にも収まりながらも多くの商品を収納することができます。

一般的な自動販売機で500本程度の缶飲料を収納することができ、利便性としてはもちろんですが、災害用の備蓄飲料としても十分な量を確保することができます。

また多くの商品を入れることができながら、利用者が一目で商品全体を見ることができます。日本人の平均身長が160cm~170cmほどとされているため、多くの人に手が届きやすい高さとされています。

車いすの方など向けには、多くの方が使いやすいように工夫がされている購入の際のボタンを自動販売機下部に取り付けているものもあります。

(関連記事:ユニバーサルデザインの自動販売機

 

犯罪に遭遇してしまった場合に役に立つ可能性があるため

実は自動販売機の高さを183cmに統一することは、有事の際に役に立つことがあります。

もし犯罪の瞬間を目撃したり、自分自身が犯罪に遭ってしまったりした時に、近くに自動販売機があれば犯人の身長を後からでも考察することができます。

高さとは関係ないですが、日本に設置されているほとんどの自動販売機にはその場所の住所がわかるステッカーが貼られています。救急車や消防車を呼ぶ際や、警察に通報する時に現在地をすぐに伝えることにも役立ちます。

自動販売機は、今や飲料を購入するためだけのものではないのです。

 

自販機管理No.が分かれば住所の特定が可能です。

 

自動販売機のサイズの種類

D23W25S5GHL

(飲料25種類・30ボタン)

 

本体幅

1027mm

奥行

659mm

高さ

183cm

最大収容本数

細缶換算

515本

太缶換算

375本

500ml丸ペット換算

150本

 

D23W30S6GHL

(飲料30種類・30ボタン)

 

本体幅

1027mm

奥行

731mm

高さ

183cm

最大収容本数

細缶換算

595本

太缶換算

450本

500ml丸ペット換算

180本

 

D23W30S5GHL

(飲料30種類・36ボタン)

 

本体幅

1185mm

奥行

659mm

高さ

183cm

最大収容本数

細缶換算

618本

太缶換算

450本

500ml丸ペット換算

150本

 

D23Q36S6GHL

(飲料36種類・36ボタン)

 

本体幅

1335mm

奥行

741mm

高さ

183cm

最大収容本数

細缶換算

714本

太缶換算

540本

500ml丸ペット換算

360本

 

容量によって奥行や幅には違いがありますが、高さはどの機種でも変わらないことがお分かりいただけたでしょうか?

 

その他ダイドードリンコ独自のサイズの自動販売機も!

 

C23W29S6CGHL

(飲料24種類・物販5種類・32ボタン)

本体幅

1186mm

奥行

728mm

高さ

183cm

 

上記のような飲料のみ販売できる自動販売機の他に、飲料と軽食類やベビー用紙おむつ、女性用ストッキングや生理用ナプキン等が 1台で販売できる自動販売機です。

最大で飲料24種類と、軽食類等5種類の計29種類の商品を販売することができます。

(関連記事:ダイドードリンコのコラボ自販機

 

自動販売機を設置する際の注意点

ここまでで自動販売機の高さ・奥行き・幅の基準を知っていただいたうえで、自動販売機の設置において更に知っておいていただきたい注意事項がございます。

 

設置には奥行きに加えて余分なスペースも必要

自動販売機を設置する場所の背面が壁の場合、背面スペースとして1~2cmのスペースの確保が必要です。

理由としては、自動販売機の背面にある電源コードのスペースと排熱のためのスペースを確保するためです。

 

自動販売機の扉を開けるためのスペース確保も必要

自動販売機の商品の補充や修理のために、自動販売機の扉を開ける必要があります。

オフィス内で例えると、自動販売機の前に物を置いたり、給湯室などの狭いスペースに自動販売機を設置してしまったりすると扉を開ける余裕がなくなってしまう可能性が生じます。

安全に管理ができるよう、余裕のあるスペースの確保が必須です。

幅や奥行きについては特に規定はないですが、幅100cm×奥行き70cmほどが一般的とされています。自動販売機の設置をご検討される際は、100cm四方を目安にスペースを確保いただくとご案内させていただきやすいです。

 

重さを考慮する

木造の建物やプレハブの施設など、重さが加わると建物に影響を与えてしまう可能性がある場合は重さも考慮する必要があります。

一般的な、30種類が販売できる自動販売機であれば、本体の重さは約250kg前後です。

そこに商品を収納すると100kg〜200kgの重さが加わることになるため、おおよそ400kg〜450kgを想定しておくと問題なく設置をご検討いただけます。

 

まとめ

普段よく見る自動販売機ですが、本記事からサイズや重さもイメージしていただけましたか?

ダイドードリンコでは様々なサイズの機種をご用意しております。他にもおしゃべり機能が付いたものや普段類を併売しているものなど、独自の取り組みもたくさんございます。

自動販売機を設置してみたい、空いているスペースを有効活用したい、などのご要望がございましたら、現地で最適な機種をご案内させていただきますので、お気軽にお問い合わせください!

 

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この記事を書いた人

ダイドードリンコ株式会社 奥川

2021年に新卒入社で自動販売機の新規営業に携わり、

現在は設置事例のインタビューや関連記事の執筆を担当しております。

皆さんにダイドードリンコの自動販売機の魅力をたくさん知っていただけると嬉しいです!

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