オフィス環境改善のアイデアや事例を紹介!働きやすいオフィス環境について徹底分析
2024.05.20
①適切な温度・湿度を保つ
皆さんは、オフィスが寒くて上着を持ち込んだり、暑くてうちわが手放せなかったり…そんな経験はありませんか?
実は厚生労働省によると、オフィスの温度は17度以上28度以下とされており、湿度は40%~60%をキープしなければなりません。
適切な温度の設定は快適な環境の提供に繋がります。生産性の向上が期待できることはもちろん、従業員の体調にも関わってくるため、ウェルビーイングにも貢献できます。
温度を調節しても、湿度が低く乾燥した空気になると不快感や集中力の低下がみられる傾向にあるため、一度オフィス内の空気を確認してみましょう。
②照明の明るさを調節する
照明の明るさは一般的な事務作業には300ルクス以上、付随的な事務作業(事務作業のうち文字を読み込んだり細かく識別したりする必要のないもの)には150ルクス以上が求められます。
暗すぎる、明るすぎるような照明は疲労に繋がりやすくかえって対象物が見にくくなるようなことがあるため、オフィス内の照明を適切な明るさに調節しましょう。
従業員の疲労が減ることにより生産性が向上し、残業時間の削減に繋がるため、働きやすさを確保し離職率の低下に貢献し、人件費の削減にもなります。
①緊急時の避難についての対策
脱出経路の確保をし、更にその経路を従業員に認知してもらう必要があります。
また緊急時を想定し避難訓練を実施することで、意識面から対策し、いざという時に対応できるようにしておきましょう。
費用がかからないため、比較的取り組みやすい内容です。
②備蓄での対策
災害備蓄品の備え、地震などの災害時に従業員に危険が及ばないように什器が倒れても被害が起きない位置に移動させる、などの対策ができます。
例えば大阪府では、「事業所における一斉帰宅の抑制」対策ガイドラインにより、水や毛布、食料等の備蓄品の種類、最低3日分(推奨は+10%)といった必要日数の指定もあります。
水は従業員1人につき1日3L、食料は1日3食分、毛布は1枚、といった細かい指定もあります。
災害時の備蓄品の役割を担うような災害時に対応した自動販売機も存在します。
普段は通常の自動販売機として使用できますが、災害時に停電になった際には人的操作で庫内の商品を無償で取り出すことができます。
ダイドードリンコでは、自動販売機の設置をいただくことで防災用品の無償提供の企画等もおこなっています。