自動販売機でユニバーサルデザイン!?「ユニバーサル自販機」の機能や導入メリットをご紹介!
2024.04.24
皆さんは自動販売機にも『ユニバーサルデザイン』が取り入れられていることを知っていますか?
「具体的にどんな工夫がされているの?」「バリアフリーと何が違うの?」
こんな疑問が浮かんでくるのではないしょうか。
ユニバーサルデザインとは、1980年代にアメリカのロナルド・メイス博士が中心となって提唱した「年齢や障がいの有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインする」という考え方です。
ダイドードリンコでも、すべての人にやさしい社会への貢献をめざして、誰もが快適に利用できるユニバーサル自販機を展開しております。
今回の記事では、ユニバーサルデザインの原則やユニバーサル自販機の詳細、工夫、導入メリットについてご紹介していきます!
自由研究で自動販売機をテーマに書かれる方も、是非参考にしてみてくださいね!
ユニバーサルデザインとは「年齢や障がいの有無にかかわらず、全ての人が使いやすいように工夫された用具・建造物などのデザイン」を意味します。一方で、バリアフリーとは「障がい者や高齢者を主な対象として、社会生活をしていく上で障壁となるものを除去する」という意味があります。
ユニバーサルデザインは、もっと簡単に言えば、地球上に暮らすすべての人を対象にしています 。体の大きな人や小さな人、力の強い人や弱い人、手の大きさも異なりますし、右利き・左利き……、一人ひとりのあらゆる個性を尊重 することが、とても重要なのです。
バリアフリーは障がい者や高齢者など特定の対象者がいますが、ユニバーサルデザインは全ての人を対象にしている点に違いがあります。
原則1 |
誰にでも公平に利用できること |
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原則2 |
使う上で自由度が高いこと |
原則3 |
使い方が簡単ですぐわかること |
原則4 |
必要な情報がすぐに理解できること |
原則5 |
うっかりミスや危険につながらないデザインであること |
原則6 |
無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること |
原則7 |
アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること |
出典:国立研究開発法人 建築研究所「ユニバーサルデザイン7原則」
機能1 |
入れやすく、取り出しやすい金銭まわり |
操作がラクに行えるユニバーサル仕様の「受け皿付きコイン投入口」「返却レバー」「紙幣挿入口」「コイン返却口」に視認性の高いイエローオレンジを採用しています。 |
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機能2 |
低位置にも商品選択ボタンを配置 |
最上段にある商品選択ボタンに連動したボタンを低い位置にも設けています。小さなお子様や車椅子をご利用のお客様でも、無理なく上段にある商品をお選びいただけます。 |
機能3 |
商品の取り出し口の位置を高く設計 |
深くかがまずに商品が取り出せるように取り出し口を設計しています。 |
機能4 |
手すり付きテーブル |
ご購入いただいた商品や荷物が置ける便利なテーブル付きです。 |
出典:ダイドードリンコ株式会社「自販機情報 ユニバーサル自販機」