導入企業様インタビュー
多くの人が行き交う駅で“いざという時の安心感”を提供
大阪市高速電気軌道株式会社
交通事業本部事業推進部 リテール事業課
丸野 英喜様前田 尚紀様内田 夢様
駅構内のサービス向上に欠かせない自動販売機
防災への備えにも
私たちは公共交通機関として、まず安心・安全な運行を第一に取り組んでいます。
第二は、あらゆるお客様にとって利用しやすい交通機関であること。
第三は、お客様がより快適にご利用いただける場所であること。
この「より快適に」というテーマにおいて、自動販売機は限られた地下鉄構内のスペースで大きな役割を担う存在です。弊社では、多様化するライフスタイルやニーズに合わせたサービス展開を進めており、2021年に導入した「ベビー用 紙おむつ自動販売機」もその試みのひとつ。お客様から大変ご好評いただき、メディアにも度々取り上げられて、大きな話題となりました。
また、防災という面でも自動販売機は重要な位置づけにあります。何らかの自然災害がおこった際、自動販売機内の飲料やお菓子は被災者の命をつなぐものになり得るからです。他にも、有事に備えておむつ、除菌シート、生理用ナプキンなどの衛生用品を駅構内から供給できるよう整備することは、公共交通機関にとって非常に重要な課題であると認識しています。
そんな中、DyDoさんから新たに「女性ヘルスケア応援自販機」設置のご提案をいただき、女性の快適・安心な電車移動への貢献を期待して、導入決定に至りました。
また、防災という面でも自動販売機は重要な位置づけにあります。何らかの自然災害がおこった際、自動販売機内の飲料やお菓子は被災者の命をつなぐものになり得るからです。他にも、有事に備えておむつ、除菌シート、生理用ナプキンなどの衛生用品を駅構内から供給できるよう整備することは、公共交通機関にとって非常に重要な課題であると認識しています。
そんな中、DyDoさんから新たに「女性ヘルスケア応援自販機」設置のご提案をいただき、女性の快適・安心な電車移動への貢献を期待して、導入決定に至りました。
あえて人通りの多いオープンスペースに
「女性ヘルスケア応援自販機」を設置
「女性ヘルスケア応援自販機」の設置場所は、”いざという時に必要な分だけ購入したい”という女性の潜在的なニーズにマッチする必要があります。購入しやすさを考えるとお手洗いの近くなど、人目につきにくい場所も検討しましたが、DyDoさんと検討を重ねた結果、「飲料と一緒に販売している自動販売機ならば、生理用ナプキン購入への大きな抵抗感はない」と判断。弊社の取り組みを広く知っていただくためにも、人通りの多い「四つ橋線なんば駅の北改札外」を選定しました。
四つ橋線なんば駅は通勤通学のお客様はもちろん、訪日観光客の方々も多く訪れる駅です。できるだけ多くの方に活用していただけるよう、あえて改札の外に設置しました。たとえ、すぐにこの自動販売機で生理用ナプキンを購入する機会がなくとも、毎日この自動販売機を目にすることが、「困った時、ここに行けば助かる」というお客様の安心感につながると考えたからです。
四つ橋線なんば駅は通勤通学のお客様はもちろん、訪日観光客の方々も多く訪れる駅です。できるだけ多くの方に活用していただけるよう、あえて改札の外に設置しました。たとえ、すぐにこの自動販売機で生理用ナプキンを購入する機会がなくとも、毎日この自動販売機を目にすることが、「困った時、ここに行けば助かる」というお客様の安心感につながると考えたからです。
鉄道関連施設で全国初
女性らしいラッピングで取り組みをアピール
「女性ヘルスケア応援自販機」は鉄道関連施設では弊社が全国初の設置となります。
前例のない中、設置場所に続き何度も協議を重ねたのが自動販売機のラッピングでした。
以前導入した「ベビー用 紙おむつ自動販売機」は、ピンク色の人目を引くデザインで、わざわざ立ち止まってご覧になるお客様もいらっしゃるほど。
今回も同様にラッピングによって反響を高めたいと考えたのですが、「新しい女性ヘルスケアへの取り組みである以上、目立つデザインがいい」という意見がある一方で、やはりデリケートな商品でもあり、「目立ちすぎるのはマイナスになる」という懸念も生じました。
最終的にはDyDoさんにご提案いただいた数種類のデザインの中から、柔らかいカラーのデザインをセレクト。「女性ヘルスケア応援」というテーマにフィットしつつ、駅構内の風景にも違和感なく溶け込むラッピングに着地できたと感じています。
最終的にはDyDoさんにご提案いただいた数種類のデザインの中から、柔らかいカラーのデザインをセレクト。「女性ヘルスケア応援」というテーマにフィットしつつ、駅構内の風景にも違和感なく溶け込むラッピングに着地できたと感じています。
今後もDyDoと二人三脚で
駅構内のサービス拡充を
「女性ヘルスケア応援自販機」は2023年12月から稼働をスタート。設置後すぐにご利用があったことから、やはりニーズはあると実感しています。
メディアからの取材依頼などの反響は大きく、懸念していたようなネガティブなご意見もありませんでした。お客様からのご要望に応じて、2台目以降の設置を検討する予定です。
DyDoさんの「コラボ自販機」では、常に目新しい切り口で話題性が高いと同時に、便利で喜んでいただけるサービスを提供できることが魅力です。
今回は生理用ナプキンでしたが、より便利で快適な駅づくりをめざし、DyDoさんとの二人三脚で、今後も「飲料+α」の新たなコラボでより多くの人が安心して外出できる環境をつくっていきたいと考えています。
今回は生理用ナプキンでしたが、より便利で快適な駅づくりをめざし、DyDoさんとの二人三脚で、今後も「飲料+α」の新たなコラボでより多くの人が安心して外出できる環境をつくっていきたいと考えています。
大阪市高速電気軌道株式会社とは
大阪市高速電気軌道株式会社とは
大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)は、
133駅、1日平均約220万人(2022年度)が利用する交通機関の運営を中心に、生活まちづくり企業として事業を展開しています。
関西が魅力あふれるまちになるよう演出し、皆さまとともに、大阪から元気を創りつづけます。
自動販売機のサイズや費用、
一緒に販売できる商品について
お気軽にお問い合わせください!
女性ヘルスケア応援自販機
とは?
「仕事中に月経(生理)が急に来た!」という時にも、
安心して過ごすことができるように、
生理用ナプキンを販売するコラボ自販機。
ドリンクやお菓子などと一緒に販売できて、今ある自動販売機との併用可能です。
設置場所・活用方法
企業 × 福利厚生
不規則な生理周期で
準備が無い日も、
会社がサポート
「Drink Pay」を用いることで、企業様側が対象者にQRコードを配布し、
社員は無償で自動販売機から生理用ナプキンを受け取ることが可能。
対面しないため、受け取る側も活用しやすいサービスです。
1カ月に配布する個数の設定や、利用者の状況が管理画面で確認できます。
急に必要だけど買いに行くと言いづらい…だけど
お店に行く必要がなく便利!
女性社員の方が多く、需要があれば、
生理用ナプキンとストッキングの組合せも可能。
学校・ホテルなどの施設 × 利便性
設置・取り組み事例
設置Q&A
- QなぜDyDoが生理用ナプキンを取り扱っているのですか?
-
これまで弊社は自動販売機で飲料だけでなく、様々な物品を販売してきました。
お菓子、ゼリー、ストッキング、ベビー用 紙おむつ、鹿せんべいなど、その経験をもって今回女性ヘルスケアを自動販売機を通じて応援したいと企画しました。
- Q設置費用はかかりますか?
- システム導入費用はかかりません!
必要なのは自動販売機の100vの電源とスペースのみです。
月々にかかる自動販売機の電気代のみ、ご負担いただくことが多いです。
設置場所は現地にてご相談させていただきます。
- Qどのような契約になりますか?
- 飲料の販売価格、販売手数料(月額のお戻し)をご相談させていただきます。
今置かれている自動販売機のご利用本数や契約条件、初めての設置の場合はご利用数のシミュレーションなどをもとにご提案させていただきます。
- Q専用QRコードが使えるのは生理用品のみですか?
- 生理用品以外の商品(飲料や軽食)も取り扱い可能です。
また、来客用飲料としても同じ仕組みでご利用いただけます。