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女性ヘルスケア応援自販機 女性が快適に働ける環境を作るために

自販機営業への想い - 座談会
「企画×
DyDo女性社員」

CROSS TALK

座談会参加者(左から):
大植あかね
自販機営業企画部 ダイバーシティ推進グループ兼インサイドセールスグループ
奥川 美優
自販機営業企画部 ダイバーシティ推進グループ兼インサイドセールスグループ
井阪 愛歩
自販機営業企画部 ダイバーシティ推進グループ リーダー兼インサイドセールスグループ

働く女性のヘルスケア課題(フェムケア)
自動販売機から
解決していきたい。

ダイドードリンコでは、飲料とともに、女性用衛生用品(生理用ナプキン)を購入することができる
「女性ヘルスケア応援自販機」を2023年10月より展開しました。
当自動販売機を企画したのが、女性の活躍推進と新たな価値創造を目的に創設された「ダイバーシティ推進グループ」です。
グループのメンバー3名が、「女性ヘルスケア応援自販機」について、企画のきっかけ、商品化までの道のり、
社内外の反響、女性ヘルスケア問題に対する想いなどを熱く語ります。

ダイバーシティ推進グループ第1弾!女性用衛生用品を購入できる
自動販売機を企画

― ダイバーシティ推進グループ
発足のきっかけは?

井阪
社内には2つのダイバーシティ推進グループがあって、私たちが所属するのはそのうちの1つ、自販機営業企画部内のグループです。
女性の活躍を推進すること、新たな価値の創造することを目的に発足しました。
大植
2023年1月の発足当初、自動販売機の営業職における女性比率が3%ほど。
女性も働き続けやすい環境、制度面の見直しに努め、2026年までには当部門の女性比率を10%まで引き上げることが目標です。
井阪
私たちのグループが、新たな価値創造のひとつとしてテーマに挙げたのが、
自動販売機を通じて女性のヘルスケア課題を解決し、
もっと女性が働きやすい社会の実現に貢献すること。

女性の営業担当者としても共感できる内容だと案内しやすく、
社内的な女性の働き甲斐にも繋がればという想いもありますね。
奥川
まだ入社3年目で、「企画業務に携わるのは現場でもっと経験を積んでから」と考えていたので、
こういった機会がいただけて本当に嬉しいですね。
社外セミナーなどで情報収集をするなど、経験の浅い自分に何ができるのか、毎日、模索しています。

― ダイバーシティ推進グループの初企画に
「女性ヘルスケア応援自販機」を
選んだきっかけは?

井阪
「女性ヘルスケア応援自販機」は女性のヘルスケア課題(フェムケア)に着目した初めての自動販売機で、飲料とともに生理用ナプキンを購入することができます。お客様からの「フェムケア商品が自動販売機で購入できるといいよね」というご意見がきっかけで企画がスタート。
ダイドードリンコの「自動販売機で課題解決する」という視点を女性のヘルスケア課題に落とし込み、生理への理解促進など、多様化するライフスタイルやニーズに合わせ主力チャネルの自動販売機を通じて新たな社会貢献の取り組みができればと思い、展開を決めました。
奥川
商材が決まるまでは早かったですね。
苦労したのはその後で、自動販売機に導入できる商品がなかなか見つからなかったことです。生理用ナプキンは20個前後のパックがほとんどで、自動販売機から搬出できるサイズとなると、私たちが思い描いている商品は意外と各メーカー様が展開されていなくて…。
そんな中で、出会ったのがG-Place社の生理用ナプキン「ナチュラムーン」です。
大植
「ナチュラムーン」は、2個入り、天然素材使用、多い日にも対応可能なサイズ感など、私たちが求める条件にぴったりでした。
一見、ポケットティッシュのようなパッケージなので、人目をそれほど気にせずに購入できるのも自動販売機に向いています。
使い心地も快適。自動販売機からの搬出テストも思いのほかスムーズにクリアしましたし、女性目線からも自動販売機目線からも、とても優秀な商品だと感じました。

意外と知らない!? 
働く女性の生理にまつわる悩み

― 「女性ヘルスケア応援自販機」の
社内外の反応はありますか?

井阪
社内外問わず、「生理用品がなくて困るという発想がなかった」という声が
意外と多くて驚きました。
商品自体はCMなどで認知されていても、生理用品の持ち合わせがない時に
生理が始まってしまうとか、緊急時は女性同士で生理用品の貸し借りをしているとか、
具体的なお悩みについては、認知度が低いと感じることがあります。
大植
女性の間では、コロナ禍でリモートワークが進み、出社人数が少なくなったせいで、
「そもそも貸し借りができる女性社員がいない」という悩みもよく聞きますね。
奥川
ダイドードリンコ社内では、この自動販売機をきっかけに、「女性のヘルスケア課題の解決は、働きやすさにつながる」と認知されるきっかけになれたらなと思います。ただ、お客様にご案内すると「そういうのは、女性社員に任せていて」とあまりその話題には触れられなかったり、「女性ってそんな悩みがあるの?」と驚かれたり。社会全体として、女性のヘルスケア課題について、さらなる理解促進が必要だと実感しています。

奥川
ダイドードリンコ社内では、この自動販売機をきっかけに、「女性のヘルスケア課題の解決は、働きやすさにつながる」と認知されるきっかけになれたらなと思います。ただ、お客様にご案内すると「そういうのは、女性社員に任せていて」とあまりその話題には触れられなかったり、「女性ってそんな悩みがあるの?」と驚かれたり。
社会全体として、女性のヘルスケア課題について、さらなる理解促進が必要だと実感しています。

― 「女性ヘルスケア応援自販機」を
どのような企業様に提案していますか?

大植
女性社員の比率が多い企業様を中心にご案内しています。
社内で生理用ナプキンを配布するなど、女性の働く環境改善に取り組んでおられる企業様ほど、強い関心を示してくださいますね。
さらに、人手不足で悩んでいる企業様では、採用時に「職場環境の充実」をアピールできるよう環境整備の一環としてお問い合わせいただくこともあります。
井阪
先日、営業に同席させていただいた企業様では、既に女性のヘルスケア課題に着手されていて、
「男性女性関わらず、ヘルスケア休暇の導入など制度的にもしっかりと整えていきたい」とお話しを伺いました。
そのため、この自動販売機に関しても「具体的に設置するならベストな場所はどこなのか」など、活発な議論ができて私自身が勉強になりました。
奥川
たとえ、ご担当者様が女性の場合でも、「意図はわかるけど、自動販売機で買うのは恥ずかしいのではないか」などのお声をいただくことも。
ただ、全体的には「女性の健康問題にもっと取り組んでいくべき」と危機感を感じておられる企業様が多い印象です。

「そこにある安心感」で
働く女性をサポート

― 「女性ヘルスケア応援自販機」の
意義やどのような活用を
想定していますか?

奥川
例えば、病院のような24時間人がいて、女性も多く働いている環境の場合、売店が閉まった後の生理用品の調達に困るなどの声が実際にあるようです。有人販売による場所と人件費の課題や、福利厚生で配布する場合の方法や在庫・品質管理などの負担ついては、自動販売機によって解決ができるため、最適なツールになるのではと可能性を感じます。
井阪
生理不順を抱えている女性は、いつ生理が始まるか本人も予測がしづらく、生理用品の持ち合わせがない時に生理が始まってしまうことが多々あります。お店が開いている時間でも、急に買いに行けない…そんな時、「その場で使用する少量だけ購入できる自動販売機」が身近にあるというのは、働く女性にとって大きな安心材料となります。
大植
お子さんがいる方から、出産の度に周期や症状が変化して、仕事に復帰したばかりの時期は本当に大変だったと聞いたことがあります。
車移動の仕事と時期がかぶって、ヒヤヒヤしたことも多々あったみたいです。営業中、男性社員の方が一緒だとコンビニでも買いにくいでしょうし…。
奥川
持ち歩く方が多いと思いますが、タイミングが悪く、手持ちが切れていたということもよくありました。会社のビル内のコンビニに買いに行くのも、「店員さんが男性だったらどうしよう」「仕事場までどうやって持っていこう」と悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
この自動販売機のように、一定の場所ですぐに受け取れるサービスがあれば、もっと女性が働きやすくなるでは、と期待しています。
井阪
「女性ヘルスケア応援自販機」は、2023年10月より展開が始まったばかりですが、既にいくつかの法人様での導入が始まっています。
そのひとつが大阪メトロ様で、四ツ橋線なんば駅に2台設置していただきました。
大植
ほかにも、高校や大学といった教育機関、ホテルやスーパーなどのサービス施設、病院などでご興味を持っていただきご案内が進んでいます。
今後、一般企業様にも福利厚生の一環として女性ヘルスケア応援自販機の導入と、女性ヘルスケア課題への理解促進を進めていきたいですね。

“女性のヘルスケア問題を相談しやすい
職場環境”を推進

― 今後どのような形で働く女性の
ヘルスケア応援を続けたいですか?

奥川
女性のヘルスケア課題はさまざまあるかと思います。
「緊急時のための生理用ナプキンの提供」がこの自動販売機のメインテーマですが、「女性ヘルスケア応援自販機」には、まだまだほかの可能性もあると考えています。
井阪
酷い時はストレスから生理が止まってしまうなど、長期的なヘルスケア問題につながりかねない不安を感じることもあると思います。
話しづらい悩みですし、職場でどこまで伝えたらよいのか迷うということも…そのあたりの職場の理解が必要だと思っています
大植
そういう点からも、この自動販売機の導入が「もしもの時の保険」「生理への不安軽減」だけでなく、「女性特有の悩みの理解促進」「女性の健康問題を相談しやすい職場環境づくり」まで広がるきっかけになれば理想的ですね。
井阪
引き続き、ダイバーシティ推進グループでは、「女性ヘルスケア応援自販機」による女性のヘルスケア課題解決に向き合っていきます。
企業様の働く女性の活躍推進の一環としてお役立ていただけると嬉しいです。

「女性ヘルスケア応援自販機」企画・営業を担当した

ダイドードリンコ株式会社 
自販機営業企画部
ダイバーシティ推進グループ

とは?

かつて男性社員が大半を占めていたダイドードリンコ。現在も営業職については圧倒的に男性が多いという状況です。そこで2023年、女性活躍の推進を目指した「ダイバーシティ推進グループ」が人事部と自販機営業企画部の両方で発足。連携して課題の解決に取り組んでいます。

自動販売機のサイズ費用
一緒に販売できる商品について
お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせ

AboutAbout

女性ヘルスケア応援自販機

とは?

「仕事中に月経(生理)が急に来た!」という時にも、
安心して過ごすことができるように、
生理用ナプキンを販売するコラボ自販機。
ドリンクやお菓子などと一緒に販売できて、今ある自動販売機との併用可能です。

PLACE & METHOD

設置場所・活用方法

case 1企業 × 福利厚生

不規則な生理周期で
準備が無い日も、
会社がサポート

Drink Pay」を用いることで、企業様側が対象者にQRコードを配布し、 社員は無償で自動販売機から生理用ナプキンを受け取ることが可能。 対面しないため、受け取る側も活用しやすいサービスです。

1カ月に配布する個数の設定や、利用者の状況が管理画面で確認できます。

急に必要だけど買いに行くと言いづらい…だけど

お店に行く必要がなく便利!

女性社員の方が多く、需要があれば、
生理用ナプキンとストッキングの組合せも可能。

case 2学校・ホテルなどの施設 × 利便性

必要だと気付いたタイミングで、
すぐに買える安心感

お出かけ中に、急に必要になることも。
施設の利便性のために、お手洗いの近くに自動販売機設置で購入可能に。

コラボ自販機のため、生理用ナプキンの需要が少なくても飲料などで
売上確保し、場所を有効活用可能です。

授乳室やオムツ替えもできるお手洗いの場合は、
子育て応援自販機を置いて、さらなる利用者の利便性UPに!

MOVIE

設置・取り組み事例

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設置Q&A

QなぜDyDoが生理用品を取り扱っているのですか?

これまで弊社は自動販売機で飲料だけでなく、様々な物品を販売してきました。
お菓子、ゼリー、ストッキング、ベビー用 紙おむつ、鹿せんべいなど、その経験をもって今回女性ヘルスケアを自動販売機を通じて応援したいと企画しました。

Q設置費用はかかりますか?
システム導入費用はかかりません!
必要なのは自動販売機の100vの電源とスペースのみです。
月々にかかる自動販売機の電気代のみ、ご負担いただくことが多いです。
設置場所は現地にてご相談させていただきます。
Qどのような契約になりますか?
飲料の販売価格、販売手数料(月額のお戻し)をご相談させていただきます。
今置かれている自動販売機のご利用本数や契約条件、初めての設置の場合はご利用数のシミュレーションなどをもとにご提案させていただきます。
Q専用QRコードが使えるのは生理用品のみですか?
生理用品以外の商品(飲料や軽食)も取り扱い可能です。
また、来客用飲料としても同じ仕組みでご利用いただけます。

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