【前編】緑の募金自動販売機 20周年記念対談~国土緑化推進機構×ダイドードリンコ~
2023.02.01
国土緑化推進機構 常務理事 瀬戸 宣久 様とダイドードリンコ 執行役員 自販機営業本部長 齋藤 和男が、緑の募金・環境をテーマに話し合う特別対談、前編です。
【前編】「緑の募金自動販売機」20周年記念!どうして「緑の募金自動販売機」は作られたのか?
自動販売機の売上の一部が緑化推進活動に募金される「緑の募金自動販売機」。
2021年に20周年を迎え、現在は3,000台を超える規模にまで展開が拡大しています。
昨今は気候変動や地球温暖化の影響でSDGsが注目され、脱炭素社会や森林整備ボランティアへの関心が高まっておりますが、立ち上げ当初はどのような状況だったのでしょうか?
20周年特別対談として、国土緑化推進機構 常務理事 瀬戸 宣久 様とダイドードリンコ 執行役員 自販機営業本部長 齋藤 和男へのインタビューを前編・後編に分けてお届けします。
齋藤:美味しい飲料は綺麗な水なしには出来ないものであり、綺麗な水は森が育むと知ったことがきっかけです。
その綺麗な水を育む森林を保全する活動に貢献するため自動販売機を「緑の募金箱」として活用出来たらと考え、企画が実現しました。
当時、弊社では募金型の自動販売機というものはなく、緑の募金自販機が初めての募金型の取り組みでした。
東京エリアに限らず全国各地の社員に環境問題について理解してもらいたく、全国の営業責任者が集まる会議で緑の募金自販機を発表したところ、自然豊かなエリアからの反響が大きく、長野県や山梨県などを中心に展開が進みました。
成功事例を共有していくうちにそれ以外のエリアでも展開が広がりました。
瀬戸様:立ち上げ当初、私は在籍していなかったのですが、当機構で仕事を始めてから緑の募金自販機のことを知りました。
DyDo様が緑化推進の活動や緑の募金についてご理解いただいていることに大変ありがたく思いました。
また、DyDo様だけでなく設置先様や飲料購入者の方にまで緑化の想いが伝わる素晴らしい取り組みであると感じました。
設置台数が増えているということは緑化に対して理解してくださる人が増えているということになりますので、とてもありがたく感じています。
齋藤:電気を使用しCO₂を排出する自動販売機での取り組みを国土緑化推進機構様が許可してくださったことに驚きました。
新しいことに取り組むのはハードルが高い中で、初めに緑の募金自販機にご理解いただいた方には本当に感謝しています。