• トップ
  • 設置・取り組み事例
  • 【学校事例】学生の社会貢献活動の第一歩にぴったり!飲料購入が支援に繋がる「子ども食堂応援自販機」を設置!~北陸学院大学~

【学校事例】学生の社会貢献活動の第一歩にぴったり!飲料購入が支援に繋がる「子ども食堂応援自販機」を設置!~北陸学院大学~

2023/05/30

 

「学生の社会貢献活動の第一歩に最適な

自動販売機だと思いました!

 

「子ども食堂応援自販機」とは

かなざわっ子nikoniko倶楽部(主体:NPO法人ささえる絆ネットワーク北陸)と共同で、石川県金沢市内の子ども食堂の継続的な支援を目的に企画されたもので、売上の一部が「かなざわっ子nikoniko倶楽部」を通じて金沢市内の子ども食堂へ寄付される自動販売機です。

応援自販機のスキーム

ニュースリリースはこちら

 

 

設置の経緯・決め手

―どのような経緯で設置されましたか?

田中教授:本学には『よりそいの花プロジェクト』という学生ボランティア団体があります。その活動の一つとして、金沢市内の子ども食堂支援を行っています。

昨年、北陸圏で子ども食堂をされている方に向けてフォーラムを開催しました。フォーラムのチラシにDyDoさんの『子ども食堂応援自販機※』が掲載されており、支援型自動販売機の存在を知りました。学生からのリアクションがとても良く「是非導入してほしい!」という意見が挙がったので、学生支援係の平岡さんに相談し設置が決まりました!

金沢市内の子ども食堂を支援できる自動販売機です。

 

―『よりそいの花プロジェクト』について教えてください!

田中教授:『よりそいの花プロジェクト』は、東日本大震災で被災された岩手県 陸前高田市の支援をきっかけに2012年に発足しました。自然災害で被災された全国各地を訪れ、住民の方々と共に歩みながら災害復興や地域振興に向けた活動をしています。

活動の一つである子ども食堂支援では、子どもたちに食事を作って配布したり、学習支援などをしています。学科やゼミでの活動関係なく、学年や学んでいることも異なるバラエティ豊かな学生が自発的に参加してくれています!

 

―『子ども食堂応援自販機』の第一印象を教えてください!

田中教授:被災地など現場で活動するのが基本スタイルですが、現場で当事者に会ってボランティアをするのは、初めての学生にとってはハードルが高いことだと思います。

その中で、自動販売機から飲料を購入するだけで社会貢献に繋がるというのは、学生の社会貢献活動への第一歩に最適な取り組みだと思いました!

 

『子ども食堂応援自販機』のTOPボード

 

設置後の感想

―実際に設置してみていかがでしたか?

平岡さん:元々お付き合いがあるメーカーさんがいたり、電気代も高騰している中で自動販売機を入れ替えることは中々厳しいことでした。しかし『子ども食堂応援自販機』は学生や地域の方々にもメリットがある自動販売機ですので、設置して良かったなと思います!

 

田中教授:多くの団体が活動継続の必要性を認識している一方で、活動を支える財政基盤に不安を感じています。ですから、子ども食堂の支援に繋がる自動販売機を設置出来たことに非常に満足しております。

また、自動販売機を通じて子ども食堂に関心を持つきっかけにも繋がるのではないかと思います。関心層が増えることで活動の支え手が増えていくと嬉しいです!

 

設置した『子ども食堂応援自販機』

 

―学生さんからの反応を教えてください!

平岡さん:設置したタイミングでちょうど春休みに入ってしまったので、サークル活動や集中講義などで大学を利用する限られた学生のリアクションになってはしまいますが

「子ども食堂の存在は知っていたが、実際に支援するのは初めて!」

「自動販売機から飲料を購入するだけで気軽に社会貢献が出来て嬉しい!」

などの声があります。改めて温かい学生が多いなと思いました!

また、自動販売機の下部パネルにQRコードを掲載することで子ども食堂に関する情報を発信しているのですが、実際にスマホで読み取っている学生もいました。この自動販売機を通じて、子ども食堂に関心をもってくれていて嬉しいです!

 

下部パネル(QRコード読み取り可能)

 

今後DyDoに期待すること

田中教授:自動販売機上部に『子ども食堂応援自販機』というパネルがあり、最初は物珍しさから訴求力があると思います。しかし、継続的な支援に繋げるためには、商品の魅力も大切な要素です。学生に喜ばれる商品が今後増えていけば良いと思います。

また『よりそいの花プロジェクト』や全国の子ども食堂支援活動を知ってもらえるように、自動販売機の近くにそうした情報を掲載するスペースができるとより素敵ですね!

SNSに『子ども食堂支援自販機』の写真を投稿したのですが、他大学の学生や、NPO、NGO団体など多くの方から「とてもユニークで斬新!」という反応がありました。DyDoさんには支援型自動販売機の他にも子育て支援災害対策など色々なテーマの自動販売機がありますので、今後学生が考えたテーマで自動販売機を設置できたら面白いなと思います!

 

おすすめポイント

平岡さん:導入費用は一切かからず、自動販売機を設置をするだけで社会貢献が気軽に出来るので、是非すぐにでも導入を検討していただきたいです!

 

田中教授:大学の活動の軸は「研究・教育・社会貢献」の3つです。「社会貢献」の部分では大学ごとにユニークな取り組みがあるので、そのような大学に是非導入を検討していただきたいです。

最近では、中学校や高校でも社会貢献活動に取り組まれているところがありますので、大学に限らず『子ども食堂応援自販機』の設置が広がることを期待しています!

 

北陸学院大学 様

取材にご協力いただき、ありがとうございました。

 

 

関連記事はこちら

【奈良県での事例】天理市での「子ども食堂応援自動販売機」の記事

▶ 天理市のこども食堂を応援できる自動販売機!天理市の公共施設に初設置~天理福住運動公園(天理市役所)~

【大阪府での事例】西成区での「こども食堂支援自販機」の設置事例

▶ 飲料購入で地域貢献!?西成区こども食堂支援自販機 ~一般社団法人西成産業会~

お客様プロフィール

北陸学院大学 様

北陸学院大学は、キリスト教精神に基づいて人間についての理解と学びを教育や社会の視点から総合的にとらえ、知識を統合していくことを教育および研究上の目的とし、その達成を通じて専門的知識とともに幅広い教養に裏打ちされた心の豊かさや人間的資質を備えた人材の育成を目指します。

※記載の内容・お役職等の情報は、2023年2月取材時のものです

担当者:平岡 様 田中 様

大学ホームページ

自動販売機に関するQ&Aはこちら

他の設置・取り組み事例