学校事例

学生の社会貢献活動の第一歩にぴったり!飲料購入が支援に繋がる「子ども食堂応援自販機」を設置!

北陸学院大学

2024.04.12

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「子ども食堂応援自販機」とは

かなざわっ子nikoniko倶楽部(主体:NPO法人ささえる絆ネットワーク北陸)と共同で、石川県金沢市内の子ども食堂の継続的な支援を目的に企画されたもので、売上の一部が「かなざわっ子nikoniko倶楽部」を通じて金沢市内の子ども食堂へ寄付される自動販売機です。


応援自販機のスキーム

田中教授:本学には『よりそいの花プロジェクト』という学生ボランティア団体があります。その活動の一つとして、金沢市内の子ども食堂支援を行っています。

昨年、北陸圏で子ども食堂をされている方に向けてフォーラムを開催しました。フォーラムのチラシにDyDoさんの『子ども食堂応援自販機※』が掲載されており、支援型自動販売機の存在を知りました。学生からのリアクションがとても良く「是非導入してほしい!」という意見が挙がったので、学生支援係の平岡さんに相談し設置が決まりました!

※金沢市内の子ども食堂を支援できる自動販売機です。


『子ども食堂応援自販機』のTOPボード

平岡さん:元々お付き合いがあるメーカーさんがいたり、電気代も高騰している中で自動販売機を入れ替えることは中々厳しいことでした。しかし『子ども食堂応援自販機』は学生や地域の方々にもメリットがある自動販売機ですので、設置して良かったなと思います!


 

田中教授:多くの団体が活動継続の必要性を認識している一方で、活動を支える財政基盤に不安を感じています。ですから、子ども食堂の支援に繋がる自動販売機を設置出来たことに非常に満足しております。

また、自動販売機を通じて子ども食堂に関心を持つきっかけにも繋がるのではないかと思います。関心層が増えることで活動の支え手が増えていくと嬉しいです!

平岡さん:設置したタイミングでちょうど春休みに入ってしまったので、サークル活動や集中講義などで大学を利用する限られた学生のリアクションになってはしまいますが

「子ども食堂の存在は知っていたが、実際に支援するのは初めて!」

「自動販売機から飲料を購入するだけで気軽に社会貢献が出来て嬉しい!」

などの声があります。改めて温かい学生が多いなと思いました!

また、自動販売機の下部パネルにQRコードを掲載することで子ども食堂に関する情報を発信しているのですが、実際にスマホで読み取っている学生もいました。この自動販売機を通じて、子ども食堂に関心をもってくれていて嬉しいです!

田中教授:自動販売機上部に『子ども食堂応援自販機』というパネルがあり、最初は物珍しさから訴求力があると思います。しかし、継続的な支援に繋げるためには、商品の魅力も大切な要素です。学生に喜ばれる商品が今後増えていけば良いと思います。

また『よりそいの花プロジェクト』や全国の子ども食堂支援活動を知ってもらえるように、自動販売機の近くにそうした情報を掲載するスペースができるとより素敵ですね!

SNSに『子ども食堂支援自販機』の写真を投稿したのですが、他大学の学生や、NPO、NGO団体など多くの方から「とてもユニークで斬新!」という反応がありました。DyDoさんには支援型自動販売機の他にも『子育て支援』や災害対策など色々なテーマの自動販売機がありますので、今後学生が考えたテーマで自動販売機を設置できたら面白いなと思います!

平岡さん:導入費用は一切かからず、自動販売機を設置をするだけで社会貢献が気軽に出来るので、是非すぐにでも導入を検討していただきたいです!


 

田中教授:大学の活動の軸は「研究・教育・社会貢献」の3つです。「社会貢献」の部分では大学ごとにユニークな取り組みがあるので、そのような大学に是非導入を検討していただきたいです。

最近では、中学校や高校でも社会貢献活動に取り組まれているところがありますので、大学に限らず『子ども食堂応援自販機』の設置が広がることを期待しています!

 

北陸学院大学 様

取材にご協力いただき、ありがとうございました。

お客様プロフィール

北陸学院大学 様

北陸学院大学は、キリスト教精神に基づいて人間についての理解と学びを教育や社会の視点から総合的にとらえ、知識を統合していくことを教育および研究上の目的とし、その達成を通じて専門的知識とともに幅広い教養に裏打ちされた心の豊かさや人間的資質を備えた人材の育成を目指します。
 

※記載の内容・お役職等の情報は、2023年2月取材時のものです
 

担当者:平岡 様 田中 様

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