「避難所に災害救援自販機があることで
被災の不安やストレスを緩和することができました」
◆導入の経緯
「備蓄水以外にも飲料供給源を確保!」
10年程前にDyDoさんから災害救援自動販売機のご提案をしていただいたのがきっかけです。当時の担当者が災害時の備えとして、備蓄している水以外にも普段利用している自動販売機で飲料供給源を確保しておくのは有益だと判断し、島根県雲南市内の指定避難所へ一斉に導入しました。今回の災害の影響で避難所になっていた施設(田井交流センター)にもDyDoさんの災害対応自動販売機を設置しておりました。
災害対応自動販売機:https://www.dydo.co.jp/jihanki/saigaikyuuen/
◆実際に使用した際の状況
「物資があることが心強かった」
2021年7月6日からの大雨の影響で、田井交流センターが指定避難所として開設いたしました。同年7月12日に大雨の影響で30数名が避難をしてきていましたが、停電していたり断水していたりと非常に大変でした。
その時にDyDoさんから「災害救援自動販売機を使用してください」とご連絡をいただいたので、DyDoさんの災害救援自動販売機を使用させていただきました。
停電・断水がいつまで続くのか不透明だったので、元々準備していた備蓄水だけでは心細かったですが、災害救援自動販売機があったので物資も少し増え、心理的に安心することができて心強かったです。
◆使用した感想
「被災の不安やストレスを緩和」
田井交流センターで備蓄している飲料は水だけだったので、DyDoさんの自動販売機からジュースやコーヒーを出して飲むことができたのは、災害で避難してきた住民の不安や心理的ストレスを和らげてくれたと思います。実際に避難してきた住民からも「ほっとした」「元気が出た」という声もありました。
夏場だったこともあり、熱中症も懸念される中で自動販売機から冷たい飲料※を取り出して配れたことも良かったと感じています。
停電になり空調もままならなかったので、冷たい飲料が手元にあるというのは非常に助かりました。
※ 災害救援自動販売機の非常時の稼働の際、飲料を冷却する機能はございません。停電後、素早く商品を搬出いただけると、停電前に冷却されていた飲料を搬出することができます。
また、災害救援自動販売機の操作は事前に預かっていた鍵を回すだけだったので、初めての使用でしたが全く困ることなく飲料を搬出することができました。普段は通常の自動販売機として使用し、災害時は飲料供給源として使用できる災害救援自動販売機は実際に使用してみると非常に心強いものでした。
島根県雲南市吉田総合センター 田部 様
取材にご協力いただき、ありがとうございました。
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お客様プロフィール
島根県雲南市 様
島根県東部に位置し、南部は広島県に接しています。市の南部は毛無山(1,062m)を頂点に中国山地に至り、北部は出雲平野に続いていることから標高差が大きくなっています。その中でも吉田町は中国山地に至る広範な山間部を形成しています。また、古くから「たたら製鉄」も盛んにおこなわれてきた地域でもあります。
※記載の内容・お役職等の情報は、2021年9月取材時のものです
担当者:雲南市吉田総合センター 自治振興課 田部 様