QRコードを使った熱中症対策！自動販売機で管理も手軽に！

私が昨年富山工場から四国工場に赴任し、熱中症対策における新しい取り組みをできないかと考えた時に、DyDoさんのQR決済の自動販売機を見つけ、面白いなと思ってお問い合わせさせていただきました。

本工場では今まで、夏季の水分補給に関しては給茶機とウォータークーラーを利用していました。
給茶機は担当がお茶を沸かして1日に何回か冷たいお茶を補充し、近くのプラスチックのコップで飲むという形式をとっていました。

弊社は四国工場の他に、栃木工場と富山工場がありますが、他の2工場では既に熱中症対策飲料の支給が進んでいたにも拘わらず、協力会社も含め人数が多いこともあり四国工場ではなかなか取り組めていませんでした。

当初は飲料をケースで購入して配布する方法で検討していましたが、自動販売機であれば補充等を全てしていただけるということで、管理の手間が省けることに魅力を感じました。
自動販売機の設置が初めてだったので、冷えた飲料をいつでも飲めることは大きなメリットだと感じています。

QRコードで飲料を受け取れる本数を制限できるとのことで、必要以上に利用されることもなく非常に便利だと思い導入を決めました！

自動販売機であれば衛生面において安心して利用できると実感しています。

また、香川県では猛暑が続いており熱中症で緊急搬送される方が毎日のように出ている状況です。
しかしこの四国工場では、300名近く従業員がいる中で今年一度も熱中症患者が出ておりません。（2024年7月31日現在）
自動販売機の導入と直接の関係があるかはわかりませんが、熱中症対策として冷たい飲料を手軽に配布できていることがこの結果に繋がっていると思います。

熱中症対策での飲料支給は6月1日より開始いたしました。導入当初はQRコードのルール設定を1人1日2本までとしていましたが、梅雨明けと同時に猛暑日が続き1日3本まで利用できるように変更しました。

設定の変更が反映されるまでには数日かかるだろうと思っていたのですが、1台のパソコンで2時間程度で新しいルールで利用できるようになりました。

300名近くいる従業員全ての設定を簡単に変更できたので、非常に助かりました！

自動販売機から熱中症対策飲料が受け取れるということで、導入前から従業員も非常に興味を持ってくれていました。

以前はペットボトルを持参していた従業員もいたのですがどうしても夏場はすぐにぬるくなってしまうため、自動販売機ですぐに冷たい飲料を飲めることがとても良いという声が聞かれます。

熱中症対策飲料の支給の取り組みとして広い敷地内での9台の自動販売機を設置することにより、従業員が手軽に水分補給ができるため、非常に効率的な熱中症対策に繋がっているのではないかと思います。

QRコードを用いて飲料を提供できることはもちろんですが、その他の機能もたくさんあったことが魅力的でした。

1つ目はLOVE the EARTHベンダー仕様にしていただけたことです。自動販売機からのCO₂の排出量を実質0にできることに加え、オプションで植林プロジェクトにも参加させていただくことができました。

2つ目におしゃべり機能がついていることです。従業員のお子さんやお孫さんの声が自動販売機から流れることで、就業時間中でも落ち着いた気持ち、ほっこりとした気持ちになれると思うんです。従業員の心に訴えかけられるということで、熱中症対策だけでなく労働災害の抑制にも繋がっているのではないでしょうか。

今回自動販売機の初めての設置ということで、不安な点もたくさんあったかと思いますが、ご提案内容に賛同いただき本当にありがたく思っております。

設置いただいた後も、期待やご要望に応えられるようにしっかりとフォローアップさせていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします！

川田工業様
インタビューにご協力いただきありがとうございました！