自販機の売上金の一部が市の災害対策事業に活用される『東広島市災害対策支援自動販売機』の展開を開始~東広島市社会福祉協議会~
2022/01/18
オリジナル音声が流れる募金自販機で
市の継続的な災害対応を支援!
『東広島市災害対策支援自動販売機』とは東広島市の継続的な災害対策支援を目的に、東広島市社会福祉協議会(以下、当社協)とダイドードリンコ株式会社が10月14日(木)に東広島市黒瀬保健福祉センターへ第1号自動販売機を設置しました。 売上金の一部が当社協に寄付され、東広島市の災害対策事業に活用されるとともに、万が一の災害発生時にも備蓄品等による支援が図れるなど、持続可能な地域社会の実現に貢献できる自動販売機です。また、金銭投入時・商品搬出時には、オリジナル音声メッセージが流れる機能も搭載されています。 ◆当社プレスリリース:自動販売機で災害対策支援! 東広島市災害対策支援自動販売機を設置 |
◆DyDoと出会ったきっかけ
「一緒に東広島市を盛り上げたい!」
東広島市は県内で初めて『SDGs未来都市』に選定されました。当社協としては東広島市に属する団体として、東広島市のSDGs活動の一躍を担わせてもらいたいという思いがあり、『東広島市SDGsパートナー企業』に登録しました。
そんな中、同じ『東広島市SDGsパートナー企業』に登録されているDyDoさんより偶然お電話をいただき、お互いの取り組みを紹介し合ったところ、向いている方向が同じだったので検討することになりました。
◆災害対策支援自販機を立ち上げた経緯
「災害は普段からの準備が大切」
平成30年7月の西日本豪雨災害の際、当社協として初めてボランティアを募り「災害ボランティアセンター」を立ち上げ、被災された地域へボランティアを派遣する等の活動を約2ヶ月間行いました。
反省点も多々ありましたが、当社協では東日本大震災以降、大規模災害が起こった際にどのように対応していくのかを東広島市や民間企業様とネットワークを組んで準備をしていたため、何とかやり遂げることができました。
この経験から、災害に対して普段からの準備が大切であることを強く実感したため、DyDoさんと『東広島市災害対策支援自動販売機』に取り組もうと踏みだしました。市民の方々にも取り組み内容が伝わりやすいと思ったのも理由の一つです。
◆東広島市の反応
東広島市民の方々
今回の取り組みはTVや新聞にも紹介されており、それを見た東広島市民の方々からは「非常に良い取り組みじゃね!」「応援しとるよ!」というお声をいただきました。
また「SDGsという言葉は聞いたことあったが、今回の取り組みをきっかけに内容も知ることができた!」という声もいただきました!
東広島市役所
除幕式には東広島市長をはじめ、市役所の職員の方々にも来ていただき、さらに東広島市のHPへも掲載していただきました。
東広島市として『東広島市SDGsパートナー企業』同士がタッグを組んで地域のために取り組みを行うのが初めてだったとのことで喜んでいただけました。
◆今後の展望
『東広島市災害対策支援自動販売機』を東広島市内に広めていくことは、今まで当社協と繋がりがなかった企業様や団体様と新たに接点を持つことや、当社協の存在を知ってもらえることにもなると思います。それがきっかけで新たなコラボが生まれるなどして、東広島市がもっと盛り上がっていってくれると非常に良いと思います!
『東広島市災害対策支援自動販売機』の取り組みを知っていただくことで、たくさんの方が災害に対してより自分事として考えることができると思います。それにより、もっと強い東広島市を作っていけるのではないでしょうか。
東広島市社会福祉協議会 様
取材にご協力いただき、ありがとうございました。
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お客様プロフィール
東広島市社会福祉協議会 様
社会福祉協議会は、社会福祉法第109条に位置付けられた公共性の高い民間福祉団体で、全国・都道府県・市町村に設置されている全国最大のネットワーク組織です。東広島市の地域福祉を推進するための中核的な役割を担う団体として、地域の皆様をはじめ、行政や関係機関・団体等と連携して、住み慣れた地域で誰もが安心して暮らせる「福祉のまちづくり」を推進しています。
※記載の内容・お役職等の情報は、2021年11月取材時のものです
担当者:山原 様