ダイドードリンコの自販機の歴史

ダイドードリンコの自販機は、外観だけでなくその機能も年々変化し、よりお客様の立場にたった改良が施されてきたのをご存じでしょうか。その変遷についてご紹介しましょう。

1973

卓上型自動販売機

ここからDyDoの歴史が始まりました。

1973年、「ダイドーブレンドコーヒー」発売と同時に登場。前年に開発されたサーペンタイン方式と呼ばれる収納方式により、小型ながら43本の収納を実現。

1977

HOT&COLD機

冷却と加熱がこの1台でOK!

1977年、HOT商品とCOLD商品が同時に販売できる自販機が登場。
これをきっかけに飲料自販機が爆発的な伸びを始めました。

1979

多セレクション機

業界初のすぐれもの。

1979年、独自の新機能サーペンタイン方式により、多セレクションの収納を実現。季節に合わせてHOT&COLDの組み合わせが、きめ細かく設定できるようになりました。また、当たりランプが付くともう1本おまけという大型ルーレットを搭載し、販売促進に一役買いました。

1983

ワイドパネル機

豊富なラインナップが魅力です。

1983年、16種類430本収納の大量販売機が登場。前年発行された500円硬貨も使用できる他、誤投入を防止するデジタル金額表示器や、防盗扉、漏電遮断器など、数々の優れた機能も搭載していました。

1986

ワイドパネル機

DyDoロゴの自販機登場!

1986年、自販機のロゴが「DAIDO」から「DyDo」に変更。ロゴとあわせて、この年に正面、側面デザインも大きく変わりました。

1987

アークスーパーパネル機

コンビネーション機登場!

1987年、ビン、缶、ペットボトルの併売を実現するコンビネーション機として登場。使いやすさの追求とともに、電気代を節約する省エネ設計。新千円札への対応もいち早く実現しました。

1989

ニュードーム機

夜に威力を発揮します。

1989年、三次元曲面一枚パネルを採用し、最新技術による電照方式とレンズ効果の流面体パネルが、夜でもくっきり鮮やかに目立つ自販機の先がけでした。

1990

ニューライト中央取出口機

人にやさしい先進機能です。

1990年、腰をかがめずに商品が取り出せる自販機として登場。利用者にやさしいだけでなく、清掃や操作も簡単で省エネ設計の売手にもやさしい親切設計。

1993

アメニティ機

環境と調和がコンセプトです。

1993年、環境を考えた省スペース、代替フロン・R22対応のニューモデル。従来機種と比較して最大30%の省エネも実現しました。

1997

バリアフリー機

人と調和がコンセプトです。

1997年、使い易さとやさしさを追求した自販機として登場。商品取出口やつり銭返却口を高く設計したほか、小物等が置けるテーブルや手すり付きです。

1997

500mlペットボトル販売対応機

多様化する商品に対応!

1997年、今では主流となった500mlペットボトルの販売が可能な自販機が登場。

1998

ダウンサイジング機

より多くの収納本数を。

1998年、ダウンサイジングにより、従来機と同じスペースでありながら、より多くの収納本数を有した自販機です。

1998

ドリームライン機

自販機のデザインの変更&より多くの収納を!

1998年、正面上部、側面のロゴイメージを変更する等、デザインのマイナーチェンジを実施。これが2006年まで続くデザインになります。

1999

ポイントカード機

ポイントを集めて素敵な景品を。

商品を1本購入して頂くごとに、カードに1ポイント加算され、規定ポイントが貯まれば素敵な景品が必ずもらえます。お客様への新たな付加価値のご提案です。

2000

おしゃべり自販機

お客様とのコミュニケーションを目指して!

「おはようございます」「冷たいお飲み物はいかがですか?」等、時間や季節に応じて様々なおしゃべりをする自販機が登場。最初は標準語のみでスタート。自販機がおしゃべりする意外性や楽しさ、そして親近感を感じていただけます。

2002

エコロジー機

地球に優しいエコ機能。

2002年、オゾン破壊係数ゼロの代替フロンR407Cを使用、ピークカット機能、自動省エネ運転を行う自動運転制御、照明調光機能とエコロジーを主として考えた自販機です。

2003

おしゃべり自販機 関西弁登場

さらに楽しくなったおしゃべり自販機

2000年のおしゃべり自販機(標準語)に、「おはようさん」「まいど」「昼からも頑張ってや」「お疲れさんでした」等の関西弁を追加。1台で98フレーズをおしゃべりします。

2003

コラボレーション自販機

飲料と一緒にお菓子なども販売!

2003年から、飲料のほかにお菓子などの物販ができるコラボレーション自販機を展開しています。(一部エリアを除く)チョコレート菓子やスナック菓子等を、最適な温度で管理しお届けする自販機です。

2005

おしゃべり自販機 バージョンアップ

進化を続けるおしゃべり自販機

標準語・関西弁のほかに、外国語(英語、中国語、ポルトガル語)の挨拶、癒し系の音(小鳥のさえずり、海の音)を追加。その他に、「あけましておめでとうございます」「メリークリスマス」等の年中行事に対応したおしゃべりで内容充実。1台で116フレーズをおしゃべりします。

2005

災害救援自販機

停電時に無償で飲料を提供。

普段は通常の自販機として使用しますが、災害等で停電になった際には、人的操作で自販機内の商品を搬出することができます。

2006

環境対応型自販機

ノンフロン冷媒+LED照明搭載機

ノンフロン(CO2)冷媒機に高輝度・長寿命のLED照明を搭載した自販機の登場。消費電力は蛍光灯減光モードに対し約10~15%低減し、代替フロンや蛍光灯水銀等の環境負荷物質の削減にもつながる自販機です。

2007

Dデザイン機

新しい自販機の顔、Dデザイン。

2007年の自販機は、よりお客様の“使いやすさ”を考え、ユニバーサル要素を取り入れた自販機になっています。また、さらなる消費電力量削減のためにヒートポンプ搭載機を本格展開しています。

2010

ヒートポンプ自販機の展開拡大

展開拡大でさらなる省エネへ

2007年から展開を始めたヒートポンプ自販機。2010年は展開を拡大。商品を冷却する際に出る熱を、商品の加温熱として再利用するヒートポンプ機能の搭載拡大により、消費電力を抑えることができ、CO2排出の削減にもつながります。

2011

冷温・価格液晶表示の自販機登場

オペレート効率UP&お客様への配慮

冷温と価格の表示に液晶を使った自販機が登場。自販機側の設定データが液晶表示に連動するので、表示変更の作業時間を削減できるとともに、冷温や価格の表示違いを無くす事もできます。商品販売後、液晶ディスプレイにキャラクター(顔文字)を表示し、お客様への感謝の気持ちをお伝えする機能も搭載されているので、オペレート効率UPとお客様への配慮を兼ね備えた次世代型自販機の誕生と言えます。

2016

Smile STAND機 [スマホ対応自販機]

スマートフォンを介してお客様と自販機を繋ぐサービスの登場

2016年、多様に変化する環境の中で、お客様にとっての自販機での飲料購入体験を‶楽しいもの”に進化させるべく“お客様と自販機の新たな関わり方”の創造にチャレンジ。「毎日、明日が楽しみになる。」をコンセプトに自販機をもっと楽しく、もっとワクワクできるものに。「Smile STAND」を通して、お客様に新しい自販機での飲料購入体験をご提供します。

当社は、自販機は単に飲料を売る機械ではなく、手軽に手頃に、
「こころとからだに、おいしいものを。」提供する店舗として位置付け、
「新しさ」「社会 課題の解決」「利便性」
「楽しさ」といった
価値を提供しています。
これからも、お客様にとってよりよい体験を提供できるよう、
お客様のニーズに応え、期待を超えるモノ・コトをご提供するために、
進化をつづけてまいります。