こころとからだに、おいしいものを。 ダイドードリンコ株式会社

スゴ技!30秒間で自販機に商品を何本詰められる!?

「編集長大変です!」「中川君はいつも大変だな…今度はどうした?」

「さっき自販機に飲み物を補充しているルートセールスの人を見かけたんですが、あり得ない速さで商品を詰めていました!」

「ルートセールスの人たちは本当にすごいからな。我々には到底できないスピードや技術を持ち合わせているぞ。社内では、彼らのことをヒーローとして“ダイドーマン”と呼ぶ人もいるんだぞ。」

「どれくらいの速さで商品を補充しているんでしょうか…数々のコンテストで優秀な成績を残されている西口さんに取材してきます。」「私の話を聞いてないな…」

「西口さん!西口さんは30秒間で商品を何本自販機に詰めることができますか?」

「どうでしょうか…やってみましょう!」堺営業所 西口

シュバババッババッバババババッ「結果。30秒で60本(缶コーヒー2ケース分)を詰め切ってしまいました!」

「私もやってみました! 結果。30秒で30本しか詰められませんでした。やはり西口さんには遠く及ばず。ルートセールスの方ってすごいんですね!!」

「商品を自販機に詰める作業のことを「ローディング」というのですが、私のこの高速ローディングのことを「千手観音」ローディングと呼んでいます。」「確かに、手の動きが速すぎて、まさに千手観音のようでした。」「ルートセールスにおいては、「いかに早く、かつ正確に」作業を行うかが重要になってくるので、ただ早いだけでもダメなんですよ。また、ルートセールスの業務は商品を自販機に詰めることだけだと思われている方が多いと思いますが、実はそうではないんです。」「他にはどのような業務があるんですか?」

「まずは自販機に補充が必要な商品を把握します。その時に使う道具がこれ!「ハンディーターミナル!」」「おお!ハンディーターミナル!」

「これで自販機内の商品の在庫状況を引き出し、必要な飲み物をトラックから持ってきます!これが「ピッキング」です。1つの商品なら1度に大量に「シングルピッキング!」数種類の商品のときは1度に2種類一気に「ダブルピッキング!」」「おお!ピッキング!」

「そしてピッキングした商品を自販機に詰めます。これが先ほど行った「ローディング!」同じ商品を詰めるときはに5本くらい一気に「シングルローディング!」2種類の違う商品を詰めるときは、自販機の端と端でも一気に「ダブルローディング!」」「すごすぎます…!」

「商品の入れ替えが必要なときは、自販機に取り付けている商品見本を付け替えたり、最後にはお客様に気持ちよく自販機で商品を買ってもらうため、自販機をピッカピカに掃除します。その時に欠かせない秘密道具がこれです。「KIRIFUKI!」(霧吹き)」

「かっこいい!中には何が入ってるんですか?」「ふふふ。水です!自販機をコーティングしているので、水だけでキレイに掃除できるんですよ。この一連の流れを、大体15分間で行います。」

「私もやってみました! 自販機からハンディーターミナルで情報を引き出し、必要な商品をトラックからピッキング。そしてローディングを行い、最後に自販機をピッカピカに!ドヤ!終わったぞ!と時間を見たらすでに40分が経過していました。」

「西口さん…。恐れ入りました。ルートセールスの仕事は商品補充以外にも色々あるんですね。勉強になりました!」「そうなんですよ。2015年10月からは「自動販売機体験授業」というものを開催しており、社員が“ダイドーマン”として、子どもたちにルートセールスの仕事や自販機について楽しく学べる取組みも行っています。」

「子どもたちにとって、“ダイドーマン”はきっとヒーローですね!お客様が気持ちよく自販機をご利用いただけるよう、ルートセールスは日々、スゴ技をみがいているんですね。」

「ということで、ルートセールスの仕事は実はとても幅広いものでした!」「そうだな。ルートセールスの人たちは、本当に速さと正確さにおいて人間離れのスゴ技を兼ね備えた、自販機のプロフェッショナルだな。」「私も自分の必殺技を作ります。必殺高速シャッター!」「全部ぶれてるじゃないか!正確さが課題だな…」