こころとからだに、おいしいものを。 ダイドードリンコ株式会社

戦国武将もしゃべる!?おしゃべり自販機の秘密

「おおきに!」「まいどー!」「何をやってるんだ!!!!」「あ、編集長。今日まだ誰ともしゃべっていなかったので、自販機と会話してみました。さっき SNSを見てたんですけど、私みたいに1日ダイドードリンコの自販機としかしゃべってない人も結構いるみたいですね。」

「そうなんだよ!わたしもSNS…」「そういえば、ダイドードリンコの自販機ってどうしてしゃべるようになったんですかね?ダイドードリンコの自販機のことなら何でも知ってる自販機営業企画部の浅井さんに取材してきます!」「おーい・・・」

「浅井さん、ダイドードリンコの自販機はどうしてしゃべるんですか?」

「自販機をご利用いただいているお客様とコミュニケーションをとらせていただきたいからです。1990年代後半から省スペース化とコストダウンが進み、自販機のデザインがシンプルで味気ないものになりつつあった中で、自販機が皆様に商品以外にも何か楽しみや驚きをご提供できるのではと考え、音声機能に辿りつきました。」自販機営業企画部 浅井

「そんな昔からおしゃべり自販機はあったんですね。」

「実はおしゃべり機能は30年以上前に設置していた事があるのですが、当時は機械がしゃべる事になじみが無かったので気持ち悪がられ、受け入れてもらえませんでした。しかし時が経ち、世の中を見ると、銀行のATMや駅の券売機など、しゃべる機械はいくらでもある...。そこで「今こそしゃべる自販機の出番じゃないか!」と考えました。」

「そんな辛い過去があったのですね…」

「そうなんです。2000年には、皆様により身近に感じていただくために、無機質な合成音声ではなく、温かみのある人間の声を使い、女性の声で30フレーズの標準語を展開しました。」

「するとすぐに、「自販機にいってらっしゃいと言われるのが日課になりました」とか「ビックリしたけど楽しいですね」という」

「お客様からのお声が、ホームページなどに寄せられ、嬉しい気持ちでいっぱいでした!2003年からは関西弁のおしゃべり機能を追加し、現在では標準語の他に17種類の方言を話します。」

「18種類のおしゃべり機能」標準語、沖縄方言、伊予弁、関西弁、土佐弁、金沢弁、津軽弁、阿波弁、福井弁、名古屋弁、盛岡弁、鹿児島弁、博多弁、仙台弁、北海道ことば、広島弁、ふくしま弁、熊本弁

「今では、歌をうたう自販機もあると聞きました。」

「ありますよ。例えば、大学の構内に設置している自販機は、飲み物を購入すると校歌が流れるようになっています。」

「それは面白いですね!他にどんな自販機がありますか?」

「織田信長と徳川家康の連合軍が、大量の鉄砲を使って武田勝頼の軍を打ち破った「長篠設楽原の戦い」の跡地で設楽原PAには、戦国武将たちがしゃべる自販機があります。お釣りを受け取る際のメッセージが、「人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず」などのように、高速道路のPAという立地を踏まえ、安全運転を促す文言になっています。」

新東名高速道路 長篠設楽原PAのおしゃべり自販機 ※おしゃべり機能を搭載しているのは、当社自販機のみです。「それがしこそが甲斐の虎、武田信玄なり。」「大将たる者は、家臣に慈悲の心をもって接することが、最も重要なのだ。」「この古狸、信玄一匹。倒せるものなら倒してみよ。」「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり。」

「ダイドードリンコのおしゃべり自販機は、様々なユニークな形でお客様とコミュニケーションをとっているのですね!」※おしゃべり自販機は一部自販機機種では対応できない場合がございます。

「ダイドードリンコのおしゃべり自販機には色んな種類があるんですね!」「そうだな。それぞれの地域に合ったおしゃべり機能を備えてるんだな。」「これなら編集長が、どこに行っても話し相手に困りませんね!よかったですね!」「そうそう・・って、なんでやねん! 」